おはようございます😃
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。










いよいよ年末が
近づいてきていますが、

今朝観たニュースで、
残念な内容がテレビで紹介されていました。









除夜の鐘がうるさくて
夜、眠れないからやめてほしい

という住民のクレームに
お寺も、やむを得ず自粛することになった
ということです。









除夜の鐘は
人間の108つの煩悩を祓う
という意味があるのは
皆さんご存知のことと思いますが、
108という数字の意味には
諸説あるようです。







それにしても、とうとう
そんな時代が来たのかと
本当に残念な気持ちになりました😥








確かに、
そのお寺は住宅街のど真ん中にあり
決して、鐘を鳴らすには
適していない場所ではあろうかと思います。






しかも、最近になって
お寺を改修して、
鐘の位置が以前あったところから
移動されたとのこと。






したがって、
その鐘の移動によって
自宅の目の前に
鐘が鎮座することになった
住宅もあり、
近隣の4軒の住宅から
要望があったそうです。







実際にその環境に
自分が置かれたわけではないので
軽はずみなことは言えませんが、

でも、
いくら音がうるさいとは言っても
大晦日の夜のこの日だけで
しかも数時間のこと。






窓を全開にしてるわけでもなく、
我慢できるんじゃないかなぁと
僕は思いました。







日本の大切な仏教の伝統が
そんな数人のわずかな要望で
取りやめになるなんて
本当に寂しい限りです。











不動産の売買をするときに
その不動産の"取り扱い説明書"のような
書面を契約の前に説明します。





重要事項説明書

とか

35条書面

と呼ばれるものです。








そして、その最終ページには
特約条項というページがあり
重要事項説明書のひな形には記載のない
その他の事項について記載する欄があり

そこには必ず
以下のような感じの文面があります。






対象地の周辺は
第三者が所有する土地であり
将来、建て替えなどによって
日照、景観、通風などの
環境が変わる恐れもあります。

という内容です。







果たして、
今回、除夜の鐘の取りやめを
要望された近隣の方々が、

お寺よりも早く
その地に住んでいたのか、

お寺よりも後から
その地に住むことになったのか、

どっちかは分かりませんが、
たぶん、後者でしょうから

後から来た人は、そこにお寺があり
除夜の鐘が鳴ることも想定されていた
と、思われるのです。







権利を主張するのはいいですが、
日本の大切な文化を守るという
お寺の権利もあることを
理解してほしいな、と思いました。





ありがとうございます。








波多万行
チアーズリアルエステート

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