今日、天王寺の大阪市立美術館に、福沢諭吉展を見に行ってきました。


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福沢諭吉は大坂生まれの適塾育ち。



福沢諭吉に関連した数々の展示品や母校慶應義塾大学の昔の姿を見ることができました。



数々の展示品の中、一番印象に残ったのは、第2次世界大戦中の慶応義塾でした。



学徒出陣で、当時経済学部所属のある上原という学生の出陣前の校内での写真がありました。



彼は特攻隊に入隊したようで、突撃する前日の遺書のような手紙の現物が美術館に展示されていました。



「権力主義・全体主義は一時期に隆盛があろうとも、必ずや最後に滅びることは明白な事実です。ナチスのドイツやファシズムのイタリアの最後を見れば分かる。僕は自由主義だと言われるかもしれませんが、自由の勝利は明白である。明日は、自由主義者が一人さってゆきます・・・。」

(上記の文章は、僕のウル覚えです。内容はほぼ同じなはずです。)



と、暗に日本の当時の現状を非難して、自由主義の思想を貫き通しながら、特攻隊で次の日に戦士したようです。



彼の出陣前の写真を見たら、なんと爽やかなこと。



これからという若者が戦死するなんて、戦争・軍国主義は嫌ですね。





また、戦争終盤に、アメリカ軍が日本人の戦意を喪失させるために、ビラを飛行機から落としたようですが、その中で、


当時福沢諭吉の自由主義的な教えが政府から問題視されていたようですが、

その福沢諭吉を奨励するチラシをアメリカ軍はばら撒いたようで、そのチラシが展示されておりました。


「日本の近代化が成功したのは、福沢諭吉のような自由主義の思想があったからだ。」と。

同時に、『憲政の神様』こと尾崎行雄や『板垣死すとも自由は死せず。』の板垣退助もそのビラに記述されていたようです。



国家も会社もいかなる社会も権力主義に陥らないようにしなければいけないですね。

僕の経験上も、そう思います。