人が死なない!血も出ない!残虐でグロテスクな描写もない!老若男女楽しめる健全なホラー映画です!


怖いシーンの一部は予告に使われているので、あらかじめ見ておくと鑑賞中「あっ、このシーン予告で見たぞ!」と心の準備が出来ますので、予防接種おすすめです。



主人公鈴木佳恵は娘の芽衣を事故によって失い、失意のあまり精神的に病んでしまいます。

そんな時、娘と良く似た日本人形を見つけます。娘の代わりに人形を愛でることにより佳恵は徐々に回復していきました。

しかし次女真衣が生まれたことで人形は佳恵に忘れられてしまいます。

その忘れられた人形を真衣が見つけて遊ぶようになってから怪奇現象が身の回りで起こるようになり……というのが大まかな流れです。


まぁ、我が家に日本人形はありませんのでね!

そして今後、日本人形を迎え入れる予定もありませんのでね!

他人事なら怖くないのですよ!


作中では人形がヤバいぞ!という扱いでしたが、私としては怪奇現象は人形由来のものと、序盤で亡くなった芽依由来のものの2種類あるのでは……と感じました。


芽依の位牌と写真が置かれた仏壇の扉を閉めた後と、母にすげなくされた真衣が「真衣にお姉ちゃんなんていないもん!」と言った後に起きた怪現象は人形由来というよりも芽依お姉ちゃん由来の方が説明がつきそうだと思います。


お客さん来たからって自分の仏壇閉められたら「は?なんで?」と多少ムッとしてもおかしくないですし、妹から「私にお姉ちゃんいないし!」って言われたら芽依ちゃんだって怒りますよね。


日本人形に霊が憑き呪いの人形となったのは、その人形の元になった娘、礼(あや)の母親が娘に執着した為だと作中では説明がありました。うろ覚えですが多分そんな事を言ってたような……


主人公は芽衣が亡くなった後、遺品である服やぬいぐるみなどを捨てることができませんでした。

見かねた義母にお焚き上げを勧められましたが、寺に依頼する前に日本人形を見つけてしまい、結局有耶無耶になったように思えます。

捨てなかった芽依の遺品はそのまま日本人形を愛でる際に使用され、真衣が生まれた後は真衣が一部使用しているように見えました。


母親の執着が娘を縛り死後もこの世に留め置き続けてしまうというのが作中での設定なら、主人公と芽衣にも当てはまってしまうのですよ……。


終盤で芽衣ちゃんと人形の女の子が手を繋いでいるシーンがありますし、芽衣ちゃんが成仏できずに現世に残っている可能性はなきにしもあらず……。