「育ての心」を読んで | 大井町・大森 (品川区) 子供/幼児の習い事 ピアノ教室・リトミック教室 Cheer

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「自ら育つものを育たせようとする心、それが育ての心である。
育つものと育てるものとが、互いの結びつきに於いて会い楽しんでいる心である。
・・・
育ての心は相手を育てるばかりではない。それによって自分も育てられてゆくのである。我が子を育てて自ら育つ親、子等の心を育てて自らの心も育つ教育者。育ての心は子どものためばかりではない。親と教育者を育てる心である。」 倉橋惣三著 「育ての心」 序より

この本が最初に出されたのは昭和11年。
あらゆる生活が今とは異なっている時代。
教育者であった倉橋さんが子どもたちと接する日常の中で感じたこと、子どもの心理、親の想い、教育者としての心を綴ったもの。

時代は違えど、子どもも親心もその本質はいつの時代も変わらないものなんですね。

親として(私は子どもはいませんが...)教育者として子供のために悩むこと、
それは子ども達が育ってほしいと無償で願う心からである。
子どもたちが何気なくとる行動。
良いことをした時は沢山沢山褒めてあげよう。
良くないことをした時はちゃんとわかってもらおう。
しかし時に目に見えることが本質ではないことを忘れないように。
子どもたちの心に中にあるものと向き合って
本当は何を言いたいのかを見つけてあげよう。

今はまだ上巻を読み終えたところだけど、何回でも読み返したいと思う本です。