広島は、先週から春のような天気です。
すでに梅は満開の所も多々あります。
私は、この春の陽気で頭痛が取れない。
福島・宮城では10年目での地震、これ程の強い地震で死者が出なかったのは凄いです。
凄いと言えば、
東証、一時3万円突破 バブル期以来30年半ぶり
30年振りに3万円突破しました。
なのに、
GDP2四半期連続プラスも、通年は11年ぶりマイナス
何、この2つの矛盾したニュースは?
どこまで株バブルが続くんだろう?
【銀行のお仕事】
そもそも銀行は何をしているのか?
本来は、日銀と民間の間に位置する唯一のお金の窓口なのですが、どうもそれだけでは無い様です。
ネットでは就職関係ばかりなので、自分なりの図にしてみました(間違いもあるかも?)。

新たにコール市場が出てきましたが、説明は割愛します。
ウィキペディア:無担保コール翌日物
銀行のお仕事は
1.預金管理
預金・融資等の口座管理
2.融資
お金を貸して利ザヤで儲ける。
3.為替
クレジット決算、自動支払い、振り込み等
4.両替
古いお金や、外貨の両替
5.証券
株や国債・社債の売買で儲ける。
この5つくらいと思う。
銀行の儲けは
・融資の利ザヤ(担保の売却益)
・証券の利ザヤ
・各種手数料
この3つと思われます。
儲けた分の一部が、預金者(利息)や株主(配当金)に払われます。
簡単に言えば、銀行のお仕事とは
お金の流れを利用して利ザヤで儲ける
これだけです。
でも、銀行は民間企業だから利益追求は正しいです。
※悪く言えば、非生産的で(何も産まないで)金儲けしていると言う事。
よって、銀行としては金が流れる方が良いので
・金持ちが大好き
・借金体質の方大歓迎
・借金する様に色々なローンを作る
・クレジットカード・電子マネーを普及させる
・企業訪問して借金を勧める
わけですよ。
最後に、銀行の基本的な話を!
・現金は銀行内で回るだけ。
誰かが預けた現金は銀行内で保管され、誰かが現金を引き出した時に使われます。
※コール市場に回す場合もあります。
・預金者の現金を融資に使っていない。
「預金者のお金を融資に回す」は違います。融資の原資は、日銀やコール市場とかで安く簡単に調達できます。
そもそも、融資は信用創造ですから、現金をほとんど必要としません。
・預金額に応じて融資額も決まる。
法律により「一時預け金(法定準備金)に応じた融資」の制限が掛けられています。
一時預け金は預金総額で決まりますから、多くの融資を行うには多くの預金が必要になるわけです。
・預金者全員が現金化すると預金封鎖
預金者の大半は、信用創造で稼いだ仮想マネーであるから、預金者全員が一斉に現金化すると支払えない状況になります。
ウィキペディア:取り付け騒ぎ
銀行側は、そうさせないために『我が銀行は安全ですよ!』とか『長期に預けると、とってもお得ですよ!』と、安心感・お得感を出してます。
【民間にお金が渡る構図】
日銀の買いオペは、
民間に資金を流す目的もある
のは前回書きました。
では、資金の流れを考えてみます。
日銀内で稼いだお金は(国債の売買等)、

1、当座預金を引き出す(もしくは現金化)
2、民間に融資する
この2つが揃って初めて民間にお金が流れます。
最終的に、融資しなければお金は流れないのです。
※銀行員が街角に立って、通行人にお金を配るわけじゃないですよ!
銀行は先に説明した様に
自分たちが儲ける事
がお仕事なので、
『民間にお金を流してね!』
の言葉だけでは実行しません。
※『自粛してね』で自粛した国民は従順ですよねぇ。
逆説的に考えれば、銀行に対して
・当座預金を引き出す様に促す
・融資をする様に促す
これが民間にお金を流す為の政策になります。
※政策って簡単ですよ>国民の皆さん!
で、実際に行った政策は
当座預金の過剰金に対するマイナス金利の導入
だけでしたが・・・
マイナス金利の説明は省きます。ネットで調べてね。
楽天証券:5分でわかる「損する人?得する人?マイナス金利」
余談ではありますが、
コロナ渦の現在、無利子・無担保の融資政策が行われています。
日本政策金融公庫:新型コロナウイルス感染症特別貸付
私もこれを利用しようとしましたが、ダメでした・・・
【資金は何処に行った?】
このグラフを見て下さい。

データ元:日銀統計データ
このグラフは、国内銀行だけの各項目を時系列で表した物です。
現金預け金=当座預金
貸出金=融資
預金は皆さんが預金した総額です。
このグラフで見えるのは
・2013年から当座預金は一気に伸びている(安倍政権の金融政策)
・融資はあまり伸びていない
・預金額はほぼ比例して増えている
※預金のグラフを見ると日本は金持ちに見える!
その結果は、
銀行が融資を積極的にしないのか?
そもそも借り手が少ないのか?
マイナス金利政策はあまり功を成してない様です。
では、あり余る程の資金は何処に行ったのか?
次はこのグラフを

これは、証券投資信託の「負債・株式等・投資信託受益証券」で、お客から預かった証券という事です。
2013年から一気に伸びているのがわかります。
投資関係は、証券投資信託以外にも多くあり個別に調べるのが面倒なので
日銀:資金循環統計(PDF)
この中の「その他金融機関」の負債にある「証券」合計で525兆円もあります。
以上から、余った資金の行方は(以前にも書きましたが)
投資です。
銀行が投資すると、
・当座預金をそのまま利用でき
・民間の預金が増える(今は!)
・手数料等の利ザヤも増える
・企業情報も知っているので●●取引も出来る
事になります。
また、マイナス金利が裏目に出た結果
預金しても(金利が低いので)お金が増えない
ならば、お金が増える投資に回す
という考えになるのは、当然の流れ様に思われます。
※投資にはリスクがあるんですが・・・
それらの思惑で、今の銀行は
融資ではなく投資をしている
くっそ悪く言えば
銀行は投資信託の下請けに成り下がった!
と言っても過言では無い。
※間違っていたら、ごめんなさい!
でも、今の株高を見たら、投資への転換は大成功ですよね。
という事で、次回は投資についてを書く予定。
今日の一曲