【オススメ本】
『スピリチュアルズ「わたし」の謎』(橘玲 幻冬舎文庫)』
最近ちょこちょこ隙間時間を使って読み進めていた『スピリチュアルズ」。
やっと読了いたしました。
Amazonのアプリで「占い師こそ読むべき」みたいな少々嫌味なレビューがありまして、どんなもんだろうと思って読み進めましたが、あぁなるほどね、と。
「願いましょう」
「祈りましょう」
「引き寄せましょう」
「宇宙と繋がりましょう」
的な、日本で言われる「スピリチュアル」とは対極にある内容。
帯にもあるんですけど、
「脳科学・心理学・進化論の最新知見で、人間に対する理解が180度変わる。」とあるように、ほぼ「脳」のお話なんですよね。
こういう時はこういう物質が脳内で多く分泌される、的な。
あとは先人たちの様々な心理学的実験を引き合いに出しながら、人間の性格・資質を分類するための要素を8つに分けて説明していく・・・。
Amazonで占い師を小馬鹿にしたようなレビューを書いた方。
安心してください。
真っ当な占い師はこの辺りのことちゃんとわかっていますよ。
むしろ「願いましょう」系を冷ややかに見てますよ。
あなたの「占い師像」がステレオタイプなんです。
少し話が逸れましたが・・・笑
最近、「占いとはなんぞや」的なことをよく考えます。
そして、もたらされるものに何の意味があるのか。
相談に来てくださる方は何を求めているのか。
その中の一つとして、人は自分が
「どこに属しているのか」
「どういったカテゴライズの中にいるのか」
という居場所というか・・・どこかに「属している」ことで得られる安心感を求めているのでは、ということがあります。
確かに社会の中で生きているから、そういう希求は当然だと思います。
「自分はどこにも属してない。全ての中でフリーだ」というのは無知からの傲慢です。人が単独ではなく2人以上いる時点でカテゴライズは必至です。
生年月日から自分が属していることを知ろうとする占いと、
本書にあるように自然科学的な要素によってどんな属性のか知ろうとすることは、
その目的において違いはないのかな、と感じたり。
そういう意味で、
「自分とは何か」
「ありのままの自分とは何か」
などの自分探しで迷子になっている方には、参考になる本ではないかと思います。
【追記】
個人的には読み始めの頃は、言葉の定義にが曖昧だったり( )を多用する文体に馴染めませんでしたが、やがて慣れて行きました。1回読んで理解できる本ではないけれども、何回も読んで内容を覚えるべきでもない(そうするなら心理学の専門書を読んだほうがいい)という微妙なスタンスの本です。
とは言え、「人」を理解するために参考になる本かと。
チェリオタロット
自営喫茶店およびオンラインで
2021.12〜2022.12で1,000件超えの鑑定
聞こえのいい言葉だけを並べたり
意味もなく前向きだったり
見るだけで願いが叶ったり
そういう(半ば詐欺のような)ことはしません
全く占いに興味なかった私だからこそ
できる忖度なしのお話
(叱ったり怒ったりはしませんよ💦)
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👇いつものやつ👇
私は
「奇跡が起きる」
「大金が手に入る」
「幸運が舞い込む」
など息をするように適当なことをいう占い師ではありません。
では、良い1日を
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