体調が思わしくない時

心配や不安ごとがある時

これまで親しくしていた人や心置きなく話せる人とも

会いたくないと思ってしまう・・・・。

 

 

これって誰にでもあります。

 

 

 

その心の背景は・・・

1つ目・・・自分が幸せであると思われたい

2つ目・・・相手の反応が怖い

 

このことについて書いていきますね

 

1つ目の自分が幸せであると思われたい

 

身近なたとえでいうと

 

自分がばっちりメイクもして、ちゃんと服も選んで

(特段おしゃれしていなくても、こましな恰好なら)

スーパーで古い友人と会ったなら

自分から声をかけます

 

 

でも、休日、スッピンで、髪もひっつめて

パジャマにでもおろそうか・・というようなTシャツ着ていて

スーパーで古い友人を見つけたら

   ・

   ・

   ・

私なら、そぉ~っと、違う陳列に向かい

友人に気が付かないふりをします。

 

 

スーパーのかごの中に 3パックで1000円の肉が入っている時と

1パックで1980円のサーロインの肉が入っている時では

 

断然、態度が変わりますねえー

 

上の時は

「あらぁ~ こんなところで会うなんて奇遇ね・・・

 いそいでいるから、またね・・・」という挨拶で終わります・・・

 

 

人って、自分の幸福度って、実感できないものです。

 

 

実感するのは、なにか不幸ごとがあってそれが解決した時

そして

人と比べた時

 

 

それを無意識に行っている動物です。

 

どこまでいっても、

あの人と比べたら、ましだから、きっと幸せなんだ

あの人にはない○○があるから、きっと幸せなんだ

 

・・・という具合です。

 

だから、自分がいい状態でないことを人にさらすのは

とても勇気がいります。

 

相手に「あなたは幸せです・・・」という比較材料を

与えてしまうのですから。

 

 

それで、どっちが徳をするとか、

どっちが本当にしあわせなのか

とか、わかるものではないです。

 

 

相手が幸せを感じようが、感じまいが

自分の状態に何か変化が起こるわけでもない。

 

 

でも、心のデフォルトがそうなっている

というだけの話です。

 

とびぬけて幸せな人とか、

確固たる自分軸がある人は

そうならないかもしれませんが

 

多くの人(特に女性は)は

大なり小なり

自分が他人より、少し幸せでいたい

と思っている生き物だと思います。

 

他人の不幸を願うわけではないけど

自分よりうんと幸せだと

なんか負けたような気になる

 

 

だから、自分が好調でない姿を

見せることは

苦痛になって当然なのです。

 

 2つ目の相手の反応が怖い

 

気心知れた人と会う場合や、

必要があって会う場合もあるでしょう。

 

その時に、

相手は、本当に悪意なく、会話をしてきます。

 

やせたんじゃない?

大丈夫なの・・・?

疲れてる?

まだ顔色悪いね・・

大変なことになったわね

私なら耐えられないわ

 

 

自分が気丈に、そして、体力気力を奮い立たせて

人様に心配や迷惑をかけないように

踏ん張っている時に

 

 

心配しているかのような上記の言葉かけが

どれだけ本人のエネルギーを失わせているか

わからない人・・・って、少なからずいます。

 

 

声をかけてもらって嬉しいのは、やはり

変わらないわね

元気そうね

いつもキレイにしてるわね

頑張っているわねー

 

のような言葉ですよね・・・・

 

 

どれほど心痛で苦しんでいても

「元気そうね」と声をかけてもらったほうが

「私、まだまだいけそう!」と

思えるものですから。

 

 

かといって

相手にかけてほしい言葉を強要するわけには

いきません。

 

 

人って、そういうものだと割り切るしかないのです。

 

そして、そういう言葉をかけられるかも

しれない不安があるから

人と会うことをためらってしまう。

 

 

なので、心の背景を理解すれば

自分が落ちている時に

人と会いたくない・・・と

思うのは、自然なことだと感じられます。

 

 

よくないのは、そう思う自分を

私は心が狭いと責めたり

元気になるためには、人と会った方がいいと

気持ちに反することをしようとすることです。

 

 

自分が会いたいと思えば、会う

会いたくない時は会わない

 

自分の心を守れるのは自分

 

 

それを自分の軸とすれば

楽になるのではないでしょうか

 

 

がんと向き合う方のためのメンタルサポート

 無料体験セッション行っています。

     お問合わせはこちらから

          ↓↓↓