先週末、

南三陸町(気仙沼線沿い)へ、

炊き出しに行ってまいりました。



道中はすごい雪。

スタッドレスなしで走ってたら、絶対たどり着けなかった…



出発日の直前になって

チェーンの装備がないと現地にたどり着くことすら難しいことに気付き、

もしかしたら断念するしかないかもとさえ思っていたのに、

友人が華麗なフットワーク&人脈で、スタッドレスをはいたハイエースを調達してくださり

なんとか、向かうことができました。

本当に大感謝です!!



雪道あり、渋滞ありで、結局10時間越えの長旅。

ほとんどの道程を運転してくださった、これまた友人に心からのお礼を。。。



そして、いつもながらのナイスナビ&ほっこりトークでサポートしてくれた友人にも><!!!

タープやらテーブルやらを快く貸してくださった友人、
雪道や現地の様子についていろいろアドバイスくださった友人たちにも。

本当に本当にありがとうございます~~~~~!!!


今回作らせていただいたメニューは
シンプルに豚汁とおにぎり。
復興イベントの準備、復興活動などでボランティアにきていらっしゃるみなさんや、

地元の方々にふるまわせていただきました。



途中、炊飯器の不調でごはんが炊けなくなるというハプニングがあり、

満足のいく数のおにぎりを作ることができなかったのが残念でしたが、(涙)

立っているだけでもしもやけになりそうなほど寒かったから、

しょうがたっぷりのあったかい豚汁は、喜んでいただけたみたいです◎





それはさておき。

現地の様子を、ちょっとだけご報告…



…というか、

現地で、あたしがあたしなりに思ったこと、感じたことを、

少し書かせていただけたらと思います☆





初めて被災地を訪れたのは石巻だったので、

今回うかがった場所(南三陸町)とは、また状況も違うのかもしれませんが、



昨年の最後に訪れた7月以来、

ほとんど変わっていない状況に、まずは衝撃を受けました。。。



初めて被災地を訪れたときは、

ありえない形で倒解した家屋、建物に突っ込んだ車や船の様子など、

無残な瓦礫がほとんどそのままの形で残されていて。

そのときのすさまじい衝撃が伝わってくるような、ほんとうに痛々しい状況でした。



その1ヵ月後に訪れたときは、

残骸はまだ残るものの、道路などなんとなく整備され、

倒壊した家屋などは更地にされて、残骸は一箇所に集められ、

広場では仮設住宅の建設がはじまっていたりと

悲惨な状況はあいかわらずながら、

たった1ヶ月で、前回との違いを大きく感じたのに、



その8ヵ月後の現在・・・



そのときと、ほとんど状況が変わっていない。。。



と、私には、見えました。



そして…



その当時も感じた、被災者の方々の、被災具合によるお互いの確執(??)みたいな

見えないけれど、感じる空気が、さらに強くなっていた気がしました。





これは、本当に難しいですね。。。





今回炊き出しさせていただいた現場は、

少し高くなった丘の上にあり、かろうじて津波を回避できた場所のようでした。

目の前は海。



そしてえぐりとられたような津波の痕。





しばらく目下の様子をながめていると、

友人が、

「オレ、この光景見たことあるわ(←女性が使う「わ」ではなく、関西弁の。)」

と。





震災後、たびたびテレビでも流され、YouTubeにもアップされた、

津波で町が飲み込まれていく様子の動画が、

どうやら、ここから撮影されたものらしい、と。





確かに、言われてみればこの光景。。。





それを聞いて、

ちょうど一年前。

その光景が、この目の前で起こっていたのかという想像が一気に頭の中に・・・



津波に襲われ巻き込まれ、助けを求める人々の声や

見ていてもどうすることもできない人たちの葛藤やショックなどが

(きっと想像以上の衝撃だっただろうけれど)

いろいろ流れ込んでくるようで、

あらめて、ずっしりとした気持ちにさせられました・・・



タイムマシーンが、本当にあったら…と 思わずにいられません

あのとき、津波がどれほどのものか、どうすればまぬがれるのか、

事前に知らせることができたなら、

ほんのちょっとのタイミング、
適切な避難で
どれだけたくさんの命が救われたかと思うと。。。。

こんなこと書いても、つらいだけかもしれませんが・・・。



たまたま聞いたのですが、

このあいだ、池上彰さんが戦争についての番組か何かで、

『愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ』(おぼろげですが)

というような言葉を仰っていて、なるほどなぁ…と思ったことがありました。

だから人類は、同じ過ちを繰り返してしまう。と。



災害も、そうですよね…><

「まさか」
と思ってしまう。

歴史から学んでいたら、実際起こりえることだとわかるはずなのに。。。


あたしも“自分の経験から学ぶ派”なので、耳に痛い言葉です。



この災害で、

今まで知らなかったことを知ったり、

考えたことのないことを考えたり、

代償はあまりにも大きなものだったけれど、

勉強になることがいっぱいあったと思います。


タイムマシンは無理だけど、

この貴重な経験を“歴史”として、

次の世代へ、、、

もっと先の先の世代へ、

上手に渡していけたらいいな。

そして役立ってくれることがあればいいな。



そう考えると、

“歴史”って、

本当に貴重な、昔々の方々からの、

人生をかけた贈り物なのだなぁ…



歴史なんて不得意もいいとこ、めっちゃ苦手な自分ですが、

歴史の勉強の大切さを改めて…というか、初めて、リアルに感じました。



いろんな方が、いろんな思いで迎えた

3月11日。



2時46分の黙祷では、

日本中がひっそりと静まり返ったような気がわたしはしました。



どうかどうか安らかに。

ご冥福を、お祈りいたします。