エミレーツ航空で、
羽田から、関空を経て、
ドバイ経由。

ナイロビまでは、
乗り換え時の待ち時間を抜かせば、約16時間の空の旅です。

24時間超のペルーへの旅を思い出せば、
楽勝ってなもんでっ♪

ほぼ爆睡。

どんなところでも、何時間でも寝り続けらるのは、
アタシの数少ない特技の 貴重なひとつです♪
(それが短所となる場面も多いのですが…)

ナイロビの語源はマサイ語で
"冷たい水のあるところ"を意味する言葉からきたと言われていて、
その名の通り、
ナイロビは
アフリカにしては、水がきれいで豊富な街なんだそうです。

(ちなみに、マサイ族の"マ"は言葉、"サイ"は部族、つまり"言葉の部族"という意味があるとのこと☆)

陽差しは強烈なのですが、
標高が高いので、気温自体は高くないらしく、
日陰に入れば暑さは免れる感じ。

湿度もなく、からっとしていて気持ちいい。

夜になれば、肌寒いと感じるほどです☆


「あなたはナイロビを
 どんなところだと思っていましたか?」



"ひょうきん"(古い?)のかたまりみたいな、
陽気な現地ガイドのシャドラックに
会って早々 質問されて、

気を悪くするかなと思いながらも、

「危ないところだと聞いていました」

と率直に答えると

「そうですね、みんなそう言います。
 でも見て。
 今は全然あぶなくないですよ。
 平和です。
 ケニアはもう怖くないです! 
 とても いいところ!!」

両手の親指をビシッと立てながら、白い歯を見せる シャドラック

う~ん、、、
さすがにサマになってます☆

日本で散々 ナイロビは危ないところ、
という情報をたたきこまれていたアタシは、
やはり にわかには信じがたくて、

「日本の本やインターネットの情報では、
 ほとんどが、
 ナイロビは危険なところです、
 気をつけなさい

 と書いてあるんです。

 きっと、
 だいたいの日本人はそれを信じていると思います。」

そう答えると、
「Oh~!」
と、今度は額に手を当てて、大袈裟に首を振る。


「僕も知っています。
 だから、日本人は誤解するんです。

 それは もう古い情報です。
 書かれていること全てが真実ではないですよ。

 一部では
 あぶないところもあります。
 でも、全部がそうではないんです

 日本だってそうでしょう?」 


なるほど、
そうなんだ。


情報では、
とにかく市街には一歩も出ないように、
なんていう注意書きさえあったのに☆

でも確かに、
自分で経験して実感したわけじゃないしな。

現地に住んでいる友人も言っていたな。

そんな危ないところなら、
僕は暮らして行けてないよ、と。
(と言いつつ、彼はおいはぎにあって、身ぐるみ剥がされた経験があるらしいが。。。)

うん、ちょっと安心した。

なんて、

そんな話をしながら
市街に車を走らせ

ナイロビお決まりの渋滞にはまり
信号待ちで ついに車が止まると

どこからか
次々とひとびとが寄ってきて窓ガラスをたたく

くだものや日用品 おみやげなどを手に
「ファイブ ダラーズ、ファイブ ダラーズ」
なんて言いながら車をたずね歩く

片手を失った人や、目の不自由そうなひとを連れながら、
お金を乞うてきたり

カンガにくるんだ乳飲み子を見せながら
窓ガラスに商品のアクセサリーをこすりつけるようにして


お願い、開けて。
買って下さい。
この子にあげる お水がほしいの

なんて訴えられる

もし本当なら、どんなに苦しい生活なんだろう?

ここは やはり日本人


こういう状況に慣れていないので
無視するには つらすぎる

思わず、
自分の持っていた未開封のミネラルウォーターに目を走らせると、

「人々の言うことに 反応しないで。
 絶対 窓は開けないでください 窓から 物をとられることもあります」

シャドラック…
言ってることが違いますが???

それを"危険"と言わずして、
なんと呼ぶ?

なんて思いつつ

でも 考えたの

アフリカでは、もっと残忍な…
大量虐殺とか、
ほんとに恐ろしい事件が頻発したりしていて
(ケニアでも、つい最近 あったしね。。。)

安全と感じる レベルが違うのかな、と。

もう、
"常に 気を付けている"
のは、ごく普通の、あたりまえのことで、
気になるレベルではないのかな、と。

環境が違えば、
価値観や考え方は違って当然…

同じ日本にいながらも、
全く違う価値観で生きるひとたちがたくさんいるくらいだもんね。

自分の身を守るために、しょうがないこと……

日本では正しくても、
通用しないことが、たくさんある。

今信じているほとんどの基準は、
自分の育った環境や経験から生まれたもので、

違う環境のなかで 
どちらが正しいなんて
公正に比べられるものは 多くないのかもしれない

あたりまえかもしれないけれど、
その環境(状況)に根ざした生き方や考え方の定義が
どこの国や場所にもあって

いいところもあれば、
わるいところも。

あとは、自分がそれをどう感じて、解釈するか。

どれを取り入れ、
どれを取り入れないか…

何を貫き、
何を捨てるか。

しか、ないのかも。

スーツに身を包んだ、現地のキャリアウーマン風の女性が
ショルダーバックをしっかり前で抱えこみ、
キッと前を向いて歩道をカツカツと通り過ぎていくのを窓ごしに眺めながら

ぼやっと そんなこと 考えていました





The frog in the well

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