こんばんは。
今日も家族みんなが無事に帰宅し、ホッとしている母ちゃんです
ばあちゃん2号が脊髄炎で立てなくなってから、母ちゃんは、ずっと身体障害者手帳を交付してもらえないだろうかと考えていました。
申請条件に、障害が生じてから6ヶ月以上その障害が継続しているというのがあることは知っていたので、時の経過を待ちました。
6ヶ月の間にリハビリ等により、障害状況が改善される場合もあるので、そんなルールがあるんだろうと納得していました。
けど、ばあちゃん2号の場合、昨年の脊髄炎治療目的の入院後、リハビリ転院を希望したけど、リハビリ転院先から断られた経緯があるので、その時点で
あ、ばあちゃん2号は、リハビリしても立ったり歩いたりはできないんだ
と、感じていました。
だから、積極的なリハビリをして頑張らせるのは止めよう。と考えていました。
ただ、身体を動かさないことによる拘縮(身体の筋や筋肉が固まって、他者の力でも動かせなくなること)だけは防ごうと、現在、月2回はリハビリをさせていますが…。
そして、障害者手帳の申請には、それぞれの科の認定を受けたお医者さんしか書類を書くことができず、日頃の主治医の先生は呼吸器科の先生なので当然呼吸器の障害の書類しか書くことができません。
だから、呼吸器科の先生に、以前入院していた病院の神経内科の先生に紹介状を書いてもらい、ようやく受診することができました
一年ぶりに会う神経内科の先生
「リハビリしても良くはならんかね?」
「えぇ、まぁ…」
「移動は車椅子?家の中は歩くの?」
「いいえ、ずっと車椅子です。」
よしよし、ばあちゃん2号、いい調子。
お医者さんは、ばあちゃん2号に向かって話しかけているから、側に付いて診察室に入っている母ちゃんは、敢えて何も口出ししない
「立つのはどうかな?何か持てば立てるのかな?」
「はい。何か持てば立てます。」
なにぃ
ばあちゃん2号、立てるのか?
それなら早く言ってくれよ
あたしゃ、重たいあなたを朝に夕に抱えて車椅子やベッドに移乗させたりしないよ
な〜んて、心の中でツッコミを入れつつ、母ちゃんはお口チャックのまんま。
「そう。立てるのね。
なら、トイレには行ってる?」
「いいえ。ベッドで換えてもらいます。」
あっは〜
矛盾してるよ、ばあちゃん2号。
立てるなら、トイレ行くよ、普通
と、再び心の中でツッコむ母ちゃん
お医者さんは、
「では、ちょっと足を診せてね。」
と、ゴムでできたトンカチのような物で、膝や足首をトントンして、反射を診てる。
「これは、歩いたりできる足じゃないねぇ。」
That's right.
さすがお医者さん
わかってくださって良かったわ
「身体障害者手帳の申請書類を書くには、色々検査をしなくちゃいけない。その検査はリハビリが担当するから、また日を改めて検査に来てもらえますか?」
「はい。わかりました。よろしくお願いします。
あと、尿もカテーテルが入っているので、その方でも申請したいのですが…。
入院していた時にカテーテルが入ったので。」
「僕は身体の方しか書けないから、尿の方も調べてみておきましょうね。」
うーん
ケアマネ時代には、ケアマネに対して冷たい先生やから苦手やったけど、患者や家族にとったら全然印象違うやん
よしよし。
身体障害者手帳の獲得に向けて、一歩前進です