手話の勉強を始めてから、ずっと行ってみたかった場所がある。
それは、スターバックス国内唯一のサイニングストア、
【スターバックス コーヒー nonowa国立店】。
手話教室の仲間と、日曜日の朝、ついに訪れることができました。
お店はJR国立駅北口改札を出て、すぐ目の前。
この店舗では、「聞こえるパートナー」と「聞こえないパートナー」が共に働いており、
主なコミュニケーション手段として手話が使われています。
また、手話ができない方でも利用できるよう、指さしで注文できるメニュー表も用意されています。
お会計の際、
「今、手話の入門クラスで勉強しているんです」
とお伝えしたところ、会話が一気に弾みました。
せっかくなので指さしメニューは使わず、
手話でオーダーしたい!と伝えると、笑顔でOKのお返事。
…が、意気揚々と手話を始めたものの、
「あれ、これって手話でどう伝えるんだっけ?」
と止まってしまう場面も。
「これって手話でどう説明するんでしたっけ…?」
と手話で尋ねると、とても分かりやすく教えてくださってホッ。
「トールサイズで」を
指文字の「と」「ー」「る」で伝えたところ、
「そういうときはこれでいいんだよ~」と、
指で“T”のサインを作って見せてくださいました。
(左手人差し指でTの横棒、右手人差し指でTの縦棒を作る)
なるほど…!と目から鱗。
他にもたくさんコミュニケーションが取れて、とても楽しい時間に。
面白かったのは「ミルク」の手話。
私たちが先生に教わったものと、スターバックスで使われている手話では、少し違いがありました。
でも、それはどちらかが間違っているというわけではなく、
世代や環境によっても表現が異なることがあるんですよね。
こういう細やかな違い、まるで方言みたいで、いつも面白く感じます。
こうして実際に会話を重ねることで、
少しずつ身についていくんだろうな、と実感しました。
ちなみに【スターバックス コーヒー nonowa国立店】では、
3月13日(金)18:30よりコーヒーイベントを開催予定(参加費¥1,140)。
ファシリテーターを務めるのは、ブラックエプロンのろうのパートナー。
ろうのパートナーがファシリテーターを務めるのは、初の試みだそうです。
予約締切は3月10日(火)までとのこと。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
帰りに、この店舗限定発売のノート(¥2,500)を購入。
表紙も可愛く、中には手話についての内容も載っていて、楽しい一冊。
ここに、手話で学んだことを書き留めていこうと思います。
来週はいよいよ手話教室の修了試験。
あっという間の1年でした。
正直、まだまだ知識は足りず、
指文字を読むのにも時間がかかる。
スムーズに会話ができる域には、まだたどり着けていません。
それでも。
伝えたいことが伝わったとき、
相手の顔がぱあっと明るくなる瞬間や、
手話で笑い合い、同じ気持ちを分かち合える時間の尊さを、
私は確かに知ることができました。
手話を通じて出会えたこの世界を、これからもっと広げていきたい。
そして、私にできる形で、発信も続けていきたいと思います。




