講座では基礎訓練も週ごとにやっていますが、「口語化」といって、

書き言葉で書かれたものを話し言葉に変えるトレーニング方法を教えてもらいました。

注意するポイントを教えてもらって、それに気を付けながら直していきます。

先週は日本語、今週は英語でやっています。

 

日本語は母語なので、簡潔にしたり意味を補ったりはやりやすいのですが、英語は難しいです。

しかもテーマが宇宙探査なので背景知識が乏しくて・・・。

でもいいきっかけなので、背景知識をいれ、どういった表現や用語をつかっているのかを

探すところから始めています。

30年後には宇宙が家族旅行の目的地の選択肢になっていて、

リモートでの通訳需要があるかもしれませんし(笑)

 

そこで、よく知っている単語なのに知らなかった使い方を見つけました。

 

Prospect

名詞だと「見込み」とか「見通し」「潜在的顧客」を意味すると思いますが、

動詞だと「鉱物資源や石油を探査/調査する」という意味があるんです。

ちなみに名詞でも「探査」「天然資源の埋蔵が見込まれる地域」という意味もありました。

知りませんでした

The Hillでは”The lander and rover will touch down near the south pole of the moon 

and go prospecting for resources”という文で使われていました。

 

Deposit

名詞では「預金」とか「保証金」がぱっと思い浮かびますが、

動詞で「沈殿/堆積する」という意味があります。

こちらも名詞でも「埋蔵物」「鉱脈」「沈殿物」という意味がありました。

“The rover will hunt for helium-e, an isotope that has been deposited on the moon 

by solar wind over billions of years”というふうに使われていました。

 

Mount

「上がる」「設置する」はよくつかわれると思います。

業界的に「実装する」と訳すのが今は多いのですが・・・

「活動や運動を開始する」という意味もあるんですね。

“SpaceIL is mounting an expedition to the lunar surface…”と

「探索にのりだす」をいう感じで使われていました。

 

“ISRO’s rover will study the land crust for traces of water.” という文の”crust”は月の表面を意味しますが、

これ「パンの耳」っていう意味もあるんです。おもしろいですよね。

 

月面着陸ということばで、touch downという用語はよく見ますが、

“Lunar orbiter will attempt to take scientific measurements and images of the lander as it descends toward the lunar surface”という表現があって、

月面に向かって徐々に降りていく感じを出すのに使えるな!と思いました。

 

参照リンク

2018 is the year India, China and Israel go to the moon (The Hill)

2019年に月への探査を計画している、中国、インド、イスラエルの計画の概要と、

これまで月探査レースの主役だった米・露の状況をまとめています。

 

ISRO's Chandrayaan 2 will land a rover on moon in october, dig out helium 3 for no-waste energy (Indian times)

月から採掘した資源を利用したエネルギー生成についてまとめてあります。

 

Israel’s first mission to the moon – to launch on a Falcon 9- delayed a few week (NASA Spaceflight.com)

 

China Reportedly Planning For First-Ever Landing On The Dark Side Of The Moon (Inquisitr)

 

 

ランキングに参加していますおさる
 
にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ にほんブログ村
 
にほんブログ村 英語ブログ 英語学習記録へ にほんブログ村