「依頼いただいた案件は断らず、1つ1つを真摯な気持ちで受けて、今後につなげていこう」と思っていた私ですが、先ほど案件を断ってしまいました
本来であれば2人体制が望ましいボリュームのものを1人でということでしたが、内容が自分にとってチャレンジングなもので、是非やりたい!と思ったのですが、問題は日程。
3日間の出張を伴うのです。
両親は「子ども達みてるからいってらっしゃ~い。確かに出張前は文句言ったり、出かけるときは泣くけど、いなけりゃいないでちゃんとおりこうにしているからさ~」と言ってはくれたのですが。
やっぱり。
ね~。
タイミング的に王子が入学して間もないし、今の仕事を年初で3日間休むというのもどうなの・・・と思う。
でも、以前の仕事を評価していただいて新しい案件がきたのに、辞退してしまったら、次は来ないかも・・・・という恐怖心もある。
きっと新人(といっていいのか?)通訳者なら、断ったら次はないかも・・・と心配するよね?
しかもあんた地方在住じゃん。
交通費かかるのに、指名していただいたのに・・・。
などなど、心の中で、あーでもない、こーでもないと頭の中にいろいろな考えや気持ちがめぐる。
でも。
でも、しっかりと実力をつけていれば、また絶対チャンスはくる。
社内通訳をやっている友達から、泣きのメールがはいりました。
「子ども達と一緒の時間を犠牲にしてまで練習しているのに、ちっとも訳出がうまくならない。帰りの電車で涙がでた・・・」と。
そのキモにあるのは、「通訳がうまくならない自分への苦しみ」なのかもしれないけど、
もしかしたら「子どもたちを犠牲にしている」という状況が、その苦しみを倍増させているのかも知れないと。
子どもたちを"Excuse"の材料にするのはよくないけど、子どもや生活に対して自分なりの納得いくバランスで訓練を両立できていないと、どこかでドッカーンときちゃうのではないかと。
そのバランスは9:1かもしれないし、5:5かもしれない。
けど、それぞれにベストなバランスがあって、そこに近いところで納得しながらやっていくことが大事なんだと思う。
今は6:4でちょっと子どもたちに比重をおいておくのがベストバランスだと思う。
最近生意気な口をきき、痛いところをつく姫1号に
「ママは私より英語の方が大事なんでしょ」
とか
「ママは時間があれば英語ばっかりしている」
と言われました。
甘えベタな子なので、わざとそういうイヤな言い方をするのですが、それをさっぴいても、「英語じゃなくて私をみて」と心が言っているのがわかります。
子育ても、通訳もなんて、甘いよ!というお考えもあるでしょう。
でも、私にとってはどちらも自分の不可欠な構成要素(?)の一部なんです。
だから、ワタワタ、アップアップしながら自分のベストバランスでどっちにも、真剣に取り組みたいし、大切にしたいのです。
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