Title:子どものココロを育てるコミュニケーション術 ~トップアスリートという夢に向かって~
Author:岩崎由純
Publisher:東邦出版
子ども達の教育をかんがえて読んだ本ですが、自分自身の通訳訓練で忘れず心に留めておきたい
ところがあったので、備忘録です。
潜在意識とは、「心」ではなく、脳と神経で成り立つ「メカニズム」。潜在意識に人格はなく、機械的に機能しています。善悪の判断基準や意思決定の基準を持ちません。そして「人間の潜在意識には志向性があり、ある目標を設定すると、無意識のうちに目標達成に向かうようになる」と(マクウェル・マルツ博士は)説いています。
つまり、「無理」という目標を設定すれば、潜在意識はそのイメージに向かって動き出し、実際にそのような結果をもたらすのです。
反対に「できる」「大丈夫」という言葉を口癖にしていれば、目標を達成させる意識や問題を解決させるイメージが潜在意識に刷り込まれ、無意識のうちに努力する行動習慣・生活習慣が定着していきます。無意識の内にも、努力しようとする気持ちが働くため、本人が思っている以上にできることが増えていきます。そして『やればできる』という事実を確認して、「自分はやっぱりできる」「努力は嘘をつかない」と良い循環が生まれるのです。
言霊ってあるな~と思うのですが、これからは通訳訓練や将来の展望についてもポジティブアなものいいをして、潜在意識にしっかりすりこみます!!!
Memo
いろいろと教育関係の本もよみます。
私の子育ての目標はシンプルに言えば『「自己肯定感」を持つ人間に育てたい』ということ。
「ココロ」を愛しんで育んでいきたいと思ってたので、読んでみました。
「トップアスリート」達を媒体に進んでいますが、スポートに全く関係ない子育てをしてても、大いに学ぶことがありました。
キョウイクということばにいろんな漢字をあてて解説しています。
『強育十訓』
○叶育 ×怯育
○興育 ×筺育
○協育 ×狭育
○鏡育 ×警育
○慶育 ×凶育
○敬育 ×脅育
○考育 ×驕育
○共育 ×狭育
○向育 ×矯育
○競育 ×狂育
これだけみると、なんのこっちゃ???もあると思いますが、なるほどな~と思ったのでご紹介でした。