ここ数日悩んでいたことがありまして。


訓練仲間の紹介で登録させていただいたエージェントからお仕事の依頼をいただきました。

首都圏なのですが、地方在住の私の場合2泊の出張案件になってしまいます。


お話をいただいたとき、『子ども達のこと大丈夫かな~』と頭によぎったのですが、

祖父母もいるし物理的に可能として進めていただくことにしました。


一応相方に相談すると、


夫「平日だからおれはどうにもこうにも動けないけど(←単身赴任中なので)、じーさん、ばーさんの予定が大丈夫であれば行っておいで」


私「わかった。でもさ、ぶっちゃけそれって優先順位ちがくね?子ども達どうすんの?とか思わないの?」


夫「ぜんぜん思わない。通訳者になりたくって勉強しているんでしょ。おれはこっち(赴任地)にいるからヘルプできないけど、そっちで調整できるならいいんじゃない」


と。


ちょっと背中おしてもらった感。


そうだ。私は通訳者になりたくてがんばっているのだ。


専門なし、

実績(ほとんど)なし、

通訳訓練途中、

おまけに地方在住。


だからマーケットに出ていくチャンスがあるのであれば、現場でしか得られないことを得るためにも

挑戦すべきではないのか。


母であり、妻であり、嫁であり、両親と同居している以上、いつどういったタイミングで何かがおこり、それこそ通訳を生業にできなくなってしまう可能性だってある。


だったら、ちょっとがんばればできる環境ならばどんどん受けていくべきではないのか。


通訳力も、家族のことも100%のお膳立てでパーフェクトな状態でマーケット参入準備OKって時はこないと思う。

よし、やったるで~!!!!


そう思った矢先、1泊案件だったはずがクライアントさんの希望で2泊案件になってしまい、またちょっと躊躇してしまった。


大きな震災を経験した子ども達はまだ不安感があるんだな・・・と時々感じることがある。

「停電」や「水不足」という言葉や、暗い所、大きい音におびえることがある。

(だいたいの子どもがそうだろうといわれればそうなのかもしれないけど)


姫1号は週末や放課後は私とべったりいたがり、お友達と約束をしたり、学童保育の課外イベント、習い事のお楽しみイベントも子どもOnlyのものだと行きたがらない(親子イベントは積極的に参加)。


そんな子を2日(トータル3日か・・・)置いていってもいいのか。。。


迷う。


そんな時に限って、


某通訳者さん「子どもが小さい時はいろいろ受けたい案件もありましたが、迷った時は子どもをとるって決めてました。」


とか、


訓練講師「子どもが小さい時は思うように仕事をうけられないときもあるよね。でも、そういう時期なんだと思って、そこでぐ~んと力をためて羽ばたけばいいのよ。」


などという意見が耳に入ってきて。


今はタイミングじゃないのかも、、、と思い長いスパンでみたら、力さえあればどこかでマーケットに出られる。出られなかったら自分に力がなかったものとあきらめよう・・・と思い、エージェントさんにお断りのメールをうち、送ろうとおもったのですが、はたと「送る前に姫1号にきいてみよう。もしかしたらいいよっていってくれるかも」となぜか思ったのです。


その根底には、仕事を受けるのがうれしくもあり、自分の力でうちのめされないか不安でもあり、その不安があるがために、子どもを建前の言い訳にして断るんじゃないのか???とも感じていたのです。

姫に聞いてみて「むり」と言われたら断ることにしようと。


聞いてみたら、最初は「やだ。だめ」と言ったのですが、

「ママは通訳さんになりたくてお勉強しているんだ。今回はこういうチャンスがあるからお仕事うけてみたいんだけど、そうすると2回おとまりしなくちゃいけないの。ママも姫がやりたいこと一生懸命応援するし、二人でできること、王子、姫2号も一緒にできることは一緒に挑戦していくから、ママの挑戦応援してくれないかな?」とお願いしたら、「いいよ。」と言ってくれました。


4時起きしてがんばっている姿を見せておくものです。

子どもながらにママの頑張りを認めて、自分も頑張ろうとしていてくれる姿に成長を感じました。


世の中にはいろいろな考えがあって、小さいうちはお子さん中心という考えもあるし、

できる範囲で調整がつくかぎり挑戦していきたいという考えもあるでしょう。

どちらがよくてどちらが悪いということはないと思います。


でも、決めたからには全力で頑張ります。

家族の応援と協力、愛情にこたえるために。


かーちゃん頑張ります!!!




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