ほんとうに背景知識ってリスニングには大切だな・・・って思います。
もちろんそれは一般常識なので、スピーカーが反対の立場をとっているかもしれないし、常識といわれているものを皮肉る可能性があるかもしれない。
でも、日本語で知識があるものはやっぱり聴きやすいんですよね。
例えばPBSニュース(私がスラッシュリスニングをやったのが今日でニュース自体はもっと前のものです)で『オバマケアが最高裁で合憲とされ、一方ロムニー氏は健康保険加入義務付けに反した場合チャージされるお金をを「税」とするか「罰金」と表現するかで極地に立たされていて、初めて「税」と言及した』ということを扱っていました。
オバマケアについては内容や、流れ、反対派・賛成派の意見を知っていたので、ニュース前半は、「ふんふん、あのことね」って聞いていたのですが、後半のロムニー氏の窮地については(恥ずかしながら)しらなかったので、「は?Tax???税なんて関係あるか?Atacksってもきこえるな~。これは罰金どころじゃない、国民に対する攻撃だ」なんて訳してしまいました。
恥ですね。ロムニー氏がマサチューセッツ知事時代に保険加入義務付けをしていたのも知りませんでした。
こういうことをしっていれば、Contradictという単語が聴けただけで、あぁ、今の立場と昔の立場と陣営の立場とあのことね~なんて聴けたのに。
知識(というか一般常識)がないのをさらけ出してしまって、恥ずかしいのですが、でもこうやって『わからない』を1つずつ調べて自分の引出しに入れていくことを繰り返していくしかないんですよね。
同じくマリのトンブクトゥにある遺跡をイスラム過激派が破壊しているというニュースもありまして。
「マリについて知っていること・・・」"none"だったんですね~。
なので、こちらもマリについて、トンブクトゥの遺産について調べました。
今仕入れている知識は本当に入門レベルのものですが、こうやって第一段階ともいえる基礎知識を増やすことで、次回出てきた時、ますます興味をもって調べたりできるのだと思います。
今はこうやって教材ででてきた???を1つずつ、つぶしている状態です。
攻略英語リスニングでも柴原先生がその単語の訳語だけを調べて終わるのではなく、その単語が意味するところまで落とし込んで知識をつけましょう、とおっしゃっていました。
(例えば、"electoral vote"は日本語では「選挙人投票」ですが、調べて「選挙人投票は・・・」と訳出するのではなく、「選挙人投票?なんやねん、それ???」と制度や背景を調べるのだそうです。)
その他に分野ごとに背景知識をつけていこうと思っています。
(というか、2月にたてた目標でもその1つとなっていたんだけど、できていませんでした)
まずは、経済・金融。
サイトラやスラッシュ・リスニング教材でもよく出てくるのですが、ぴたりとくる(わかっている人にはあたりまえの)日本語表現がすっと出てこなかったり、その働きや動き、意味すること自体がイメージできなかったりというのがあるので、これは基本的なところから勉強しないとダメそうです。
で、今読んでいるのが
池上彰さんの『しくみがわかるやさしい経済学』です。
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大学で行った特別講義をもとに編集されています。
経済系ではない学部生対象講義だったので、本当に基本的なことからやってくれているし、例も身近でわかりやすいです。
今のランチのおともです♪
スクールが終わり、新幹線読書タイムがなくなってしまったので、ランチ中30分は集中して読みます。
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