4月からスクールに戻ることは明言していました。
選択肢としてかつても通っていた地元の大手通訳スクールに復学することが有望だったのですが、どうしてもいきたい講座がありました。
場所は東京。
さすがに半期に1回程度のセミナーや、2日位の集中講座ならともかく、毎週末東京は難しいよな~と悩んでいました。金銭的にも時間的にも。
交通費だけで新幹線を使えば往復2万、体力がもつかは別として長距離バスをつかっても約1万。
半期で交通費だけでもすごい金額になります。
時間もそう。
往復バスを使った場合、夜行バスで東京に向かい、昼便最終にのったとしても家につくのは10:00過ぎ。
自分の体力はどうにかするとして、子ども達のメンタル的な部分はこれで大丈夫なのかと。
だって夜中目を覚ましてもママがいない。朝もママがいない。夜ねるときもヘタしたらママいない。ということが半年続くんですよ。
結構母親がいるかいないかにこだわらないお子さんもいますが、うちはジジババと同居しているのに一度も祖父母と寝たこともなく(というか寝れない・・・)、お風呂も、仕上げの歯磨きも、トイレもすべてママと。食卓の隣もママ(3人いるので姫2号だけじーちゃんの隣でおさまっている)。レストランにいったときは誰がママの隣に座るかで大ゲンカ。
こんなに愛され幸せですが、やはり子ども達を残していくとなると躊躇します(といいつつ飲み会はいっちゃうけどね~)。
震災後は自分自身も不安に感じることが多く、ちょっと揺れても必ず携帯で震源地や震度をチェックします。
先日旦那が静岡の実家に一人で帰っていたときはさらにその傾向が顕著で、とっても不安でした。
きっと子ども達も心のどこかで完全にはその不安感から解放されてはいないと思います。
でも、でもですよ。
その講師の面々と言ったら、私の地元スクール(しかも私レベルのクラス)じゃ絶対教鞭をとらないであろう、この業界で知らない人はいないであろう大御所中の先生方です。
これまで通っていたスクールはだいたい授業の進め方や教材は想像できます(この7年間で劇的に変わっている可能性もあるけど)。
サイトラにしてもスラッシュリーディングにしても、その意味や有用性、やり方を変えるだけで訓練できる技能はことなると思うのですが、そういう説明はなく「じゃ、やってみましょう」という進め方がほとんどでした。
なので、自分でその訓練法について調べ、どうやったら自分伸ばしたい技能を高めることができるかというのは自分自身できりひらいていかなくてはいけないのです。
恥ずかしながらスクールに通っていたことシャドーイングはただ音声についていけばいいと思っていました。なので初見の素材じゃないと意味がないと思っていてやみくもに影のようについて発話していただけで、次々の別の素材にうつっていました。本当は真逆ですよね。
東京の講座は通訳訓練を受けた人も受けたことがない人も対象で(入学試験やレベルチェックテストなし)、基本の訓練法をしっかりやってくれるところに魅力を感じたのです。
やりなおしの訓練をするのであれば、しっかり方法論を理解してから臨みたいと思うのです。(そういう意味ではコングレのオンライン講座もきになっています)
これまで通訳訓練系の書籍などで方法論を少しずつ学んできましたが、やはり先生方からFace to Faceで直接そのコツをつかみとりたいと思ったのです。
この講座をしったのは、かつて通訳訓練をされていたブロガーさんが数年前に通っていた感想を書かれたポストをたまたま読んだのがきっかけでした。
講座の時間的には地元のものの方が東京の2倍。交通費もそれほどかからないし、週末の半日だけであとは家族の時間にあてられる。
でも、でもね。
長い人生の間たった半年だけ通うのって無理なのかな。
お金だって先行投資でその分リターンを得られるよう自分を鼓舞する材料になるかも。
そう思えば思うほどどうしても行きたくなり、ダメもとで旦那はんに相談しました。
そして・・・・。
「いいよ。」
あっさりそう言われたのです。
「Cheerが頑張っているのみているし、おれのスポーツみたいなもんでしょ。でも、バス通学(?)は賛成しないな。
体力的にも大変だし、朝起きた時Cheerがいないのは子ども達にとってもつらいと思う。新幹線つかえば?
それで様子がつかめてきたら帰りだけバスにするとか、子ども達の様子見て大丈夫そうなら夜行バスにするとか
すればいいよ。」と。
注:旦那はんは学校卒業後セミプロとしてスポーツを仕事にしていました。そしてそのとき支援してくれた企業で
引退後は働いていて、今は半分本気半分遊びのクラブチームでスポーツを続けています。
現役中はスポンサーさんから支援いただいていた道具も今は自分もちなので、結構いたい出費ですが、彼のライフワークだと思っているので、特に「問題なし!」だし、競技大会のときは子ども達をつれて応援にくので家族レジャー化しているので、そういう意味でも「パパだけ週末あそんでいる・・・」というマイナスな気持ちもありません。
まぁ、ちょっとダメだしすると、私にとって通訳訓練とは、旦那はんの現在のスポーツとの関わりのように「仕事」ではないライフワークではなく、2014年までの「仕事」につなげますよ。
先着順なので、早速その場でオンラインで申し込みました。
やった~。
旦那はんありがとう。
もう、もう本当にうれしくってやるきアップです。
先行投資に見合うよう頑張ります。
あなたが定年する頃には私は一流同時通訳者になって左うちわで暮らせるよう稼ぐからね。
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