英検2次いよいよせまってきていますね。
旧ブログ でも受験記はかきましたが、質問をいただいたので私的に思うことを書いてみようと思います。
まず、私はスピーチに関しては知識もばっちりいれて模擬面接などをネイティブにしてもらってというような対策はまったくしなかったので、準備面ではあまりあれこれいえないのですが・・・。
あくまで私見ですので、他の受験者にとっては必ずしもその限りではないとおもわれることもあるとおもいますがご容赦ください。
【スピーチについて】
英検HPに合格者最年少がのっているんですが、1級でも8歳とか9歳で合格している子がいるんですよ。
おそらく英語で教育を受けた子だとは思いますが、それでもしょせん小学校中学年ですよ。
それほど数字やデータなどを駆使したり、知識力満載の高尚な内容のスピーチをしているとは思えません。
もちろん英語で教育をうけているので英語的な発想とロジカルなスピーチは訓練されていると思います。
そうすると、内容的には小学校中学年で話せる程度のことであればOKなのだと考えたのです。
なので、自分が詳しくない分野まで手をだして頻出トピックに精通しようとは思いませんでした。
ここでいろいろ勉強して知識をいれるという意味ではそうすべきだったと反省していますが、
なんせ本番まで日にちがなかったので、等身大の自分が語れるものを選ぼうと思っていました。
もしトピック内にあったら選ぼうと思っていたのが教育、子育て系。得意とか知識があるというより自分の経験をからめていえる分野だったので。
スピーチは最初に自分の立場をはっきり表明すること。
百戦錬磨のスピーチ対策をした方は意外性をねらって反論、反論、でも自分はこうだとか劇的な流れ(?)のあるスピーチもできると思うのですが、面接員がどういった方向性で私が話すかヒントがあったほうが理解してもらいやすいと感じたので、Yes,Noトピックであればどっちの立場かを明確にしました。
そのあと理由となるメインアイディア+自分の経験をからめたサポート例×2
最後にコンクリュージョンとして自分の立場を再度明確にし、もし余力があれば提案をおこなう
という戦略でした。
【Interactionについて】
英語でコミュニケーションがはかれるかどうかをみられると考えました。
つまり流暢に話すことではなく、実用的な状況で自分が話したいことを相手に伝え、相手が話していることを理解し、会話のキャッチボールができるかをみられていると考えました。
なのでスピーチに対するQ&Aだけではなく、入室から退室まで全てが試験対象と思い(実際どうかはわかりません)Good afternoonとスマイルで入室し(絶対第一印象は大切!これだってノンバーバルコミュニケーションの1つだと思います)、イスをすすめられればThank youといって着席し、自己紹介をといわれればHi, Nice to meet you. I am cheer.....とはじめ、最後はThank you for your time. とか It was nice talking to youとかいって終わろうと意識して臨みました。
面接委員の質問がわからなければ、わからないと聞き返します。わからないことを理解するように会話を続けるというのも立派なコミュニケーションなので、半端にわかったものをGuessで答えることはしませんでした。
そして、「もう一度いってください」的な尋ね方ではなく、「あなたの質問のいみはこうですよね」とかここまではわかっているんだけどこの部分がわからないから説明してくださいという風にききました。
あとは目をみて話す。日本人的にはむずかしい部分かもしれませんが、面接の練習をするとき旦那の写真を前におき(たまたま旦那の書斎でやっていて写真がおいてあったので壁にはりつけて仮想面接委員役に任命!)目をみて話すように心がけました。
面接委員が話しているときも、理解していたらうなずいたり、スマイルで「あなたのいっていることわかっていますよ」というメッセージをおくり、ノンバーバル部分でのコミュニケーションもできるだけとりいれました。
【文法と語彙】
あまり背伸びせず自分が正確に意味をしっていて発音できる単語をつかいました。
それからこれは次の発音にも通じることですが、明瞭さを心がけ大きな声でゆっくりめのスピードではっきり花足ました。
日本語だってぼそぼそ小さい声だったり早口だったりすると日本語ネイティブの私たちも聴きとりにくいですよね。
裏をかえせば、この人本当に自分のことわかってほしいのかな?って疑問に思う。この時点でコミュニケーションをとろうという点でマイナスポイントになっちゃうと思うのです。
得点的には16/20で、なんでここがこんなにいいポイントだったか本当に自分でもわからないのです。
文法も苦手だし、語彙だって1次の語彙が10/25からもわかるように力があるわけではありません。
おそらく基本文型をつかって簡単に話をしたのがよかったのだと思います。関係代名詞とかをつかって長い文を語り文法的ミスをおかすリスクが低かったことが幸いしたのだと推測します。
【発音】
発音という項目だからってlとかrとかの発音ができないからダメというのではなく、抑揚に気をつけて面接委員がなにを話しているかを理解できる程度であればいいのだと思います。
あとはやはり明瞭さかな。
自分が話している子とを伝えたいという気持ちがあるとおのずと大切なところは強く言うし、伝えたいという思いが伝わるというか・・・。
やはり精神論ですね(汗)
最終的には「試験されにいく」というスタンスではなく、「会話を楽しんでこよう」という気持ちでのぞむことをおすすめします。
そういう私も緊張はしたので、5つあったトピックを完全に5つは覚えていません。
でも、入室して大きな声でスマイルで"Good afternoon"と気持ちよく挨拶すると少しおちついてのぞめると思います。
試験室前の次試験者待合席(?)でまっていて、係員に次の方どうぞってよばれたとき「はい。ありがとうございます」と(迷惑にならない程度のボリュームで)声をだしたのもよかったのかも。
声って少しアイドリングしててあげないと急にはいいボリュームの声がでなくありません???
以上、長くなってしまいましたが、私的英検1級2次試験に思うところでした。
明後日受験のみなさん。「緊張したけどやりきった~」とベストをつくせるように祈っています。
がんばってください
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