Title: 20歳のときに知っておきたかったこと

Author: ティナ シーリグ

Publisher: 阪急コミュニケーションズ


20歳のときに知っておきたかったこと
¥1,470
楽天

Memo

話題になってだいぶ久しい本書ですが、なんとなく起業家精神をとりあげているものという思い込みがあり、興味はあったもののなかなか1ページ目を開くことはありませんでした。


でも、読んでみると「起業」という大それたことではなく、視点を変えて物事を見る力を養う、失敗や実験をする自由を自分に与える、自分で自分の進路を描き限界を試すことを許容することでピンチはチャンスになる、それは日々のとるにたらないような生活にも変化をあたえるのだと感じました。


私は今通訳者・翻訳者を目指していますが、日々のトレーニングに対しても惰性にならず常に新鮮な目で自分自身をみて評価し必要があればこれまでやってきた道のりを(もったいないと)考えず新しいやり方にトライしてみようと思いました。


それからティナさんが働く母として得てきた経験も私には貴重なおしえとなりました。


Quote

自分の人生の再検証を強いられる場合もあります。

たとえば家庭を持とうとすると、ゲームが変わります。

子育てと仕事のバランスをどう取るか、見極めなくてはなりません。

子育ては時間もかかり、エネルギーもとられます。肉体的にも精神的にもきつく、気がつけば一日が終わっているということもしょっちゅうです。

子どもが成長するにつれて、必要とすることは劇的に変わります。毎年、新たな責任と課題が突き付けられます。そのため子育ては変化する状況に工夫して対処する機会となり、どんな状況でも通用するスキルを培うのに役立ちます。

子育てによって、複数の仕事を同時にこなす能力、重圧の中で決断を下す能力が磨かれるのです。


渦中にいるときはわからなくても、キャリアにはまだ先があり、幼い子供に手がかかるのはほんの数年なのです。


人に対して言い訳をしなくていはいけないと感じたとしても、自分自身には言い訳をしてはなりません。

本気で何かをしたいのなら、すべては自分にかかっているという事実を受け入れなければなりません。

したいことを優先順位の上位に持ってくるか、さもなければリストから外すべきです。

わたしたちは、自分の邪魔をするとか、させてくれないとか言って他人を責めたり、外的要因のせいにしたりしています。繰り返しになりますが、目標を達成するかどうかは、あくまでも自分自身の責任なのです。

Unquote


最近は英語関係、育児関係の本、そして娯楽用に小説を読むことが多かったのですが、こういったビジネス書(という分類なのかな?)もたまにはいいですね。

encourageされinspireされました。


自分の目標に責任をもって日々精進して行こう!


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