水野さんのWeb で英英辞書を使って翻訳語選択する方法が紹介されていました。


1.日本語で1つのものを思い浮かべ、それを英語で(英英辞書風に説明する)。

2.英英辞書の定義をチェック


日本語で思い浮かべた単語のコロケーション、どんな単語と相性がいいかということがわかる。

ちなみに水野さんは「ペダル」を例に挙げて説明されていました。


ペダルを「踏む」と訳したい時和英辞書からひっぱると複数の訳語がのっていて訳語選択に迷う。

和英辞書だけに頼っていると英訳すべき文脈に合う語がのっていなくて途方にくれることもある。

英英辞書の定義に含まれる情報を上手に活用して和英辞書から得られない表現・単語をしり、自然な形で表現することができる。


【表現したい文章と関連のある語をつかったTraining】

「料理を出す」英訳すると?

それぞれの日本語を和英でおうのではなく、料理をだすから想像される語を思い浮かべる。

例えば料理を出す場所といったらレストラン。

そこでレストランの定義を英英辞書でチェック。

みごと料理を「出す」にあたる単語がわかる。その中にwaiterという語もあり何か関連表現が得られるかもとさらにwaiterをひく

そうすると「料理を出す」関連語彙、表現、文法が沢山拾える。


【英英辞書を使う意義】

(和英/英和)辞書にある訳語に引きずられず原文の真意を正しく伝えられる表現を得られる。

和英辞書の訳語にひきずられず英英辞書に書かれている定義から日本語の適訳を考える。

どの文章にもぴったりあう訳語を英和だけで全てカバーできない。

日頃から英英辞書に親しみ、言葉の意味を考えるようにすることが翻訳者に不可欠。




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