お家のちまちましたことをやって、部屋をきれいに整えたり模様替えしたりして、子ども達に手作りのものを作ってやってと仕事をしていて時間がなくできなかったあれこれをやりたいと思い退職したものの、専業主婦Worldは私にはあわなかった。


子どもの話オンリーや姑の悪口オンパレードのママ友との付き合いもなじめなかった。

気を使わずにべったりお互い寄りかからず適当に自分のことや社会のことを話せるママ友は育休中のさばさば系の人が多かったな。


あこがれ(?)の専業主婦になって思ったのは「このまま社会からおいていかれるのはいや!」でした。

そんな時家を新築することになり情熱のはけ口とばかりにいろいろリサーチしたりして。


建築もおわり定期異動ですっかり別地区にいくものばかりと思っていた旦那はんが家から通勤圏内の異動ですんだこともあり、将来的に仕事にでたいとネットで求人情報リサーチをしていると偶然今のポジションの募集をみつけました。

見つけたのは夜10:00頃。締め切りはなんと翌日。


思いたってダメもとで応募することに。夜中にがさごそ準1級やTOEICのスコア表をさがし、履歴書と職務経歴書を今回の職種用にやや手直しし、志望動機エッセイを書き翌朝投函しました。

子どもたちに無理をさせて仕事をすることは避けたいと思い、エッセイには子どもたちがいることでなんらかの支障があるかもしれないがそれをカバーするだけの仕事をしたい、子育しながら働くことはマイナスと考えられるかもしれないが、タイムマネージメント力も主婦力も活かせると思うと熱くアピール。


なんとか書類審査を通り、面接へ。

大ボスとの面接の他に、予想外の直属上司となる米国人と英語面接もありました。久々に脳みそが最活性化しここちよい気分でやっぱり自分にはChallengingな環境が必要なのだと帰路についたのを覚えています。


めでたく合格し、旦那さんと同居する両親に相談しました。

って、合格してから相談ってどうなのかと思いますけどね。


母も旦那も基本的に反対でした。父もわれ関せずで応援してくれたわけではありませんでした。

住宅ローンもあるし、今後子ども達が幼稚園に入ると月々これぐらいかかって赤字になる。削るところはあなたのお小遣いしかないわよという脅し爆弾とにかくやってみて無理があるならやめるということで(更々やめるきはありませんでしたが)無理をとおし再就職することになりました。


後日談で上司からきいたのは別団体で同じ職種について経験ある候補者もいたけどCheerを選んだこと。なぜって印象がよかったから。


そう、新卒で働いた会社はそういうことにとても厳しく、一社会人としてはもちろんお客さまにとって最高の企業代表者として対応することを求められました。

私たちは『忍法・外面』と(いい意味あいで)よんでいましたが、経験した事は全てが無駄ではない。それを活かせる年齢になったんだなぁと妙に思ったりしました。


ジョブディスクリプションの1つとして、私的クライアントに英語学習についてのサジェッションをしたり相談にのるというのがありました。

その延長線上として語学系資格試験をリサーチしたり英語教材を研究したりしています。


新しい職場になれ、英語にふれる機会が増えるにつれ、以前の通訳・翻訳を生業とするという自分の夢にもう一度チャレンジしたいと思うようになった頃フリー通訳みかりんさんのブログに出会い(現在は更新されていません)、地方でインター卒でWMでと(厚かましいですが)共通するところがあり、私にも望みがあるかも、もここでもうひと頑張りしたいとぼんやり思うようになりました。


そしてみかりんさんが出演されたネット動画番組でインター時代一緒に学んでいたKさんが通訳者として出演していたのです。

私が彼女と一緒に学んでいた頃、彼女はおそらく今の私と同じがちょっと若い位の年齢だったと思います。彼女が継続して訓練し続け今プロ通訳者として活躍している。

身近なロールモデルの存在が、「ここではじめなかったら一生後悔する」と自分を後押しし通訳者としての道をもう一度目指そうと強く思いました。


ですが、インターに通っていた時代と違って今は既婚・子持ちで自由になるお金も時間も少ないです。最高潮の努力をして最短で道をはっきりさせたいという気持ちがありました。

そして乗り越えるべき壁もありました。


前ポストでお話しましたが「文法への苦手意識」が私にとっての壁でした。

前回訓練途中で志半ばのままゆる・ぬる生活にどっぷりつかったのもその壁をクリアできないところが大きかったです。


通訳者・翻訳者の道を進むためのやり直し英語を決めるちょっと前にNaboさんのサイトで基礎力の大切さを実感していました。

土台がしっかりしていないところにいくら積み上げても、その英語力はグラグラで自信がないまま。

だから基礎からやりなおしをしようと決めたのです。

中学英語から始め、英検1級に合格できたら通訳・翻訳者としての訓練をはじめることを目標にしました。


基本的な文法問題集をやり、Forestを通読し、Grammar in Useで文法知識の点と点を線でつないでいきました。

そして英語記事を教材に構文・文法をきちんととりながら読む精読と論旨をしっかりとる読み方をする多読を続けていきました。


少しずつ基礎が固まってきたので英検に挑戦することにしました。過去問をやったのですが以前1回うけて玉砕した十数年前と比べ形式がかわったようで、英作文がありました。

これは受けてみないことには自分の今の力でどのくらいの点数がもらえるかわからない・・・と思い2011年度1回目の受験を決意しました。


つづく・・・




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