東日本大震災の日、私は新宿にいて帰宅難民になりました。

都庁に避難し、段ボール箱に包まれて不安な夜を過ごしました。

被災された皆様の生活が、一日でも早く元に戻ります事を心より願っています…。





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『犬洗い承ります。』   緑川 烈の話




“猛暑”の二文字が、毎日ニュースの画面に踊り始めた夏のある日。


勤めていた会社が倒産した…。


入社して3年目。夏のボーナスが出なかった時点で多少心配はしていたものの、実際そうなってみると顔面蒼白になる。風呂付の部屋への引っ越しを夢見て、コツコツ貯めていた貯金で何カ月暮らせる?とは言え、まだまだ薄給の身…それはスズメの涙程度の微々たるもので、俺は明日からの生活を思い頭を抱えた…。


倒産の理由は、業績の伸び悩みに伴いメインバンクからの融資差し止め、他からの資金繰りもうまくいかず遂に…とか何とか、そんな尤もらしい噂を聞いた…。でも詳しくは知らない。社長は温厚でお人好し、もしかしたら悪い奴に騙されたんじゃないかって俺はちょっと思ってる。倒産の理由は定かではないが、俺が無職になった事は紛れもない事実。突然の事だから当然のように退職金など出るはずも無かった。俺の手元に残ったのは、会社が社運を掛け、独自に開発し、自社工場で生産したにも関わらず、とうとう小売業者には卸される事がなかった大量の在庫品。


それは、『ペット用リンスinシャンプー ふわリンシャン』だった。


商品は純石けん分99%。ペットを毎日でも洗え、香りもほのかで環境にも優しいエコ仕様が売りだ。モニターアンケートでの手応えは上々。ペット産業が上向きの昨今、発売されれば売れるはずだった。開発に携わっていた俺もそう確信していたのに…。


狭いアパートの空きスペースにうず高く積まれた段ボール箱。可愛い犬と猫のイラスト付きだ。社屋も機械も全部売り払って、丸裸になった社長がこれだけは俺達にって死守した未発表の新商品。残った社員全員で分けて、退職金代わりにそれぞれが持ち帰った。こんなに大量に渡されたって困るだけだろうなんて、きっと社長は考えもしなかったんだろうな…。そんな人だ。そう、そんな人の良いオヤジだった。お陰でエアコンの無い部屋の温度はいつもより高くなっていた。扇風機だけで凌ぐには今年の夏は暑過ぎる。


「何とかしなくちゃ…」


段ボール箱の中身もそうだが、まずは俺が食っていくための仕事探し。
雇用保険を貰いながらハローワークで新しい職を探す毎日。保険金を貰える期間はたぶん3ヶ月間。始めは、仕事なんて選ばなければすぐに何とかなるだろうと少し楽天的に考えていた。しかし、不景気の煽りをまともに食らい、再就職先はなかなか見つからなかった。商品開発に携わっていたと言っても、表だった実績など何もない俺。事務職にも営業職にも向かない研究畑の人間なんかを中途採用で雇う会社など無いに等しい。


(資格でも持っていればアピールになるって言われてもな~…)


ハローワークで相談にのってくれている職員の人にそう言われた。
俺の持っている資格と言えば、犬好きが高じて学生時代に取ったペットトリマー免許だったが、女性の多いサロンにガタイのいい男の俺は雇って貰えなかった。理由は、顧客の大半を占める小型犬が怯えるからだとか…。


(俺は肉食獣か?!)


実際には飼い主が嫌がるからだろうと思ったが、それは言えなかった。体格がいいのは生まれつきだから仕方がない。骨太のどこが悪い!こう見えても、意外に手先は器用なんだぞ!






「ハァ~、今日もダメだった…」


夕方、重い足を引きずって家に帰った俺は、上着を脱ぎ捨てネクタイを引き抜いた。面接まで漕ぎ着けたはいいがその場で断られた。パソコンの資格が無いとダメだと言われた。操作は出来るが資格は持っていない。資格!資格!資格!どこへ行ってもそんな話ばかりだ。


(そう言う資格が必須なら、採用条件に最初からそう書けよ!!)


特別その会社に魅力を感じたから応募した訳ではないんだけど、期待をして出向いていただけに落胆も大きい…。これで断られた会社は何社になっただろう。落ち込むだけだから数える気にもなれない。厳しい現実に気持ちが萎えそうだった。とにかく、アパートの家賃が払えなくなったらアウトだ。光熱費だってかかるし、暑い夏の時期で銭湯代だって馬鹿にならない。


(なんか、疲れたな…。)


仕事をしていた頃も毎日忙しくて疲労困憊って感じだったけど、気力が充実していた分同じ疲れでも心地よい部分があった。でも今は…ただ重い疲れだけが体に残る。


ドサリッとベッドに倒れ込んだところで、行き成り携帯電話が鳴りだした。正直、今日は電話に出る気力も残っていなかった。誰かと話すのも面倒だった。それでも、俺の手が携帯電話に伸びたのは…運命の予感だったんだろうか…。


『もしも~し、レツ?…俺~。今、暇か?』


電話の相手は高校時代から付き合っている友人だった。社会に出た今も腐れ縁なのか細々と付き合いは続いている。こいつにだけは会社が倒産した事を言ってあった。アパートを追い出されたら真っ先に駆けもうと思っている非難場所だ。親が金持ちらしく、若いくせに防音設備の整った立派なマンションで一人暮らしをしている。
俺が無職になった事を告げた時、人生のリセットだとか、試練を乗り越えてこそ人は成長するだとか鼻息も荒く、そしてどこか楽しげにほざいていた。気はいいんだが昔から空気を読まない能天気な苦労知らずのボンボンだ。無人島に取り残されても原始の生活を楽しむ、そんな奴だ。大学は別れて奴はヴァイオリンを抱えて音大に進んだ。そこを卒業し、どこかのオーケストラに就職したはず。まったく芸術家って奴はどうも浮世離れしている気がする。庶民に試練なんていらない!欲しいのは生活の安定だ!俺は一瞬、電話に出た事を後悔した。


「…それは、嫌味か?暇じゃない!忙しい!…今からバイトで時間が無いから切るぞ!」


俺が職探しに奔走しているのを知りながら、『暇か?』は無いだろう!
ただ、俺が忙しいのは事実だった。そろそろ夜のバイトの時間が迫っていた。俺は、先輩が雇われマスターをしているバーで日銭を稼いでいる。先輩は二年浪人しているから俺よりは五歳年上だ。とは言え、今年三十路に突入するとは思えないほど見た目も若く肌艶もいい。ノーマルな俺としては新宿二丁目と言う場所柄は気になったが背に腹は代えられない。この際、客のほとんどがゲイだって事も目を瞑る。年上のクール系が好きな先輩の好みでは無い俺だが、ここではこのガタイがいいのが受けるらしい。落ち着いた雰囲気のこのバーは、男同士が出会いを求めるための場所らしく、ホストクラブのように従業員が特に客の接待をする必要はない。カウンターの中でグラスを磨いたり、酒の注文を受けたりしていればいいので気が楽だ。暇つぶしに話しかけられる事もあったが、多くを語る必要は無い。たまに体を触られるのが難点だが、その分時給はよかったし最近ではうまくあしらう術も覚えた。


『おいおい!待てよ~。機嫌悪いな~…。タイミング悪かった?ところでさ、頼みがあるんだけど。…お前、大型犬とか好きだったろ?で、確かトリマー免許持ってたよな?…あのさ、犬洗いしてくれないか?』


「犬洗い?トリミングって事?」


『うん。知り合いなんだけど、今まで来て貰っていた人が結婚して他県へ引っ越ししちゃったらしいんだ。気難しい性格の犬だから、慣れないサロンへ連れて行くのも難しいって相談されて、おまえの事を思い出したんだよ。頼むよ~。』






約束した日は朝から全力で暑かった。天気予報では今日も猛暑日になるらしい。でも、俺は鼻歌が出るほど上機嫌だった。就職先は相変わらず決まっていなかったけど、今日だけはその事を忘れる事にした。俺は無類の犬好き。しかも、自分では飼えない大型犬が大好きだった。


(グレートピレニーズか~♪)


犬種を聞いて俺は舌舐めずりをした。ふかふかの超大型犬。否応なしにテンションが上がる。スキップさえしたい気分だ。
さてさて、グレートピレニーズのグルーミングには少し技術が必要だ。でも、その前に俺に懐くかが最大の問題だと思う。なぜなら、彼らは家族に忠実で、家族が許容しない他人は受け入れないと言う特別な能力があるから。俺と飼い主は面識が無い。
仲良くなれるといいな~。…もちろん犬とだが…。


(犬は敏感だからな~…。えっと…この家だな。)


表札を見上げた俺の目の前には、古いががっしりとした立派な門。開け放たれている門扉に首を突っ込んで中を覗く。門の奥には切り妻屋根の大きな日本家屋と、都会とは思えないほどの広い芝生の庭がちらりと見えた。俺は、きょろきょろとインターフォンを探したがどこにも見当たらない…。困っていると後ろから急に声を掛けられた。


「ねえ…、君、もしかしたら緑川君?…朝早くから来てもらって悪いね。午前中の涼しいうちにって思ったんだけど、今日も朝から暑いな~。」


気さくに声を掛けて来た半袖短パンのその人は、寝ぐせの残った前髪を掻きあげ左手の甲で額の汗を拭った。右手には極太のリードが二本。その先には真っ白でふわふわの大型犬が二頭。
俺はその姿に高鳴る胸の鼓動を押さえられなかった。


(かっけ~!!)


「はじめまして、緑川です。」


上ずった声音でそう言い、ぺこりと頭を下げたが目線は下を向いたままだった。その俺の耳にくすりと笑う小さな声が聞こえた。


「飼い主より先に犬達に自己紹介?」


「あっ…、すみません。」


俺は慌てて顔を上げて、改めて飼い主に目線を合わせた。視線が少し上がるから身長は俺よりも高い。年も幾つか上かな?三十前後って感じ。細身で華奢な印象だけど、服から出ている腕や脚には程良く筋肉がついている。何かスポーツをしている体だと思えた。特に脚の筋肉が見惚れる程綺麗だ。マラソン選手とかの脚に似ている。日頃から鍛えていなければ、いくら躾られているとは言え超大型犬を一度に二頭も軽々と散歩に連れてはいけないだろう。


「いいよ、俺も飼い主じゃなくて同居人だし。それに今日の君の相手はこいつ等だからね。…あれっ?君は…」


「えっ?」


「あぁ、いや…。えっと、名前はポーチとシャロン。」


「ポーチとシャロン…。」


「うん。飼い主だった爺さんが犬の名前と言ったら『ポチ』だろう。毛色が白いから『シロ』だろうって言って付けたらしいんだけど、いくらなんでも今時それじゃ可哀想かな~って事でさ。まあ、爺さんは最期までポチとシロって呼んでいたけど…。なっ、ポーチ、シャロン。」


リードをクイっと引いてそう呼ぶと、名前を呼ばれた二頭のグレートピレニーズは、目の前に立つ俺を一瞥してからクイっと首を持ち上げて甘えるように飼い主…いや、同居人か…を見上げた。


「そっくりで見分けが難しいですね…。」


「ははは、姉弟だからね…。でも、性格は違うから見ていると段々わかるようになるよ。
さあ、入って。まずは冷たいお茶でも飲もう。いきなりじゃこいつらが警戒するし…。特にシャロンはデカイなりして結構人見知りなんだよ。」





案内された庭側の広い縁側に腰を下ろす。硝子の引き戸も、その奥の障子も開け放たれていて、がらんとした畳敷きの和室がほの暗く涼しげだった。縁側の隅には、陶器で出来た豚の蚊取りが置いてある。昔作りの家屋にはひさしがあって、夏の日差しを遮ってくれていた。ひさしの長さは昔の人の賢い知恵で、低い冬の陽はたっぷり取り込み、高い夏の陽はしっかり遮る、そうちゃんと計算されているらしい。今の建て売りや注文住宅にはほとんどひさしが無い。洋風の外観のせいかウッドデッキが人気で、昔ながらの濡れ縁や縁側なども見なくなって久しい。
ここから見える庭には、人目を惹く大きな桜の木が一本と、広い敷地を囲むように何本もの背の高い庭木植えられていて、夏の盛りの今は競うように濃い緑の葉を茂らせている。そのお陰で屋外にも関わらず気温が何度か低そうに感じた。


(田舎のばあちゃんちみたいだ…。)


二百坪はありそうな庭。芝生は青々と茂り、そして綺麗に刈り込まれていた。リードから解放されたポーチとシャロンは、嬉しそうに転げまわりじゃれあっている。ああ~、早く触りたい。


「この家は母方の実家でね、跡取りの伯父夫婦が海外転勤しちゃって、今はその息子である従兄が留守番で住んでいるんだ。で、俺は格安で間借り。
建ててからもう100年は経っているらしいよ。夏は蚊も多いし、広いだけが取り柄の古い家だけど、都心への交通の便は結構いいんだ。」


お盆に載せた麦茶のコップを丁寧な所作で目の前に置く。どうぞって仕草で俺にお茶を勧めて、踏み石の上に置いてあったサンダルを履く。俺はその様子を目で追った。よく見れば整った顔立ちをしている。都会的な雰囲気のこの男が古い日本家屋とはミスマッチな感じがしたのは、ここが彼にとっては借り住まいだからだろうか。それにしても…


(ここは、居心地がいい…)


俺は、“いただきます。”と呟き、水滴の付き始めたコップを手に取り冷えた麦茶を喉に流し込んだ。カランと氷が鳴る音が朝蝉の鳴く庭に吸い込まれる。俺は、久し振りに心が解放されるのを感じた。職を失ってから気ばかり焦る毎日で、ゆっくり空を見上げる余裕もなかった。夏だから仕方がないのに、その暑さにさえ苛ついていた。




時間にしたら30分くらいだっただろうか。
俺達は縁側に座って、当たり障りの無い世間話なんかをしつつお茶を飲んでいた。それだけなのにポーチはそれですっかり俺を信用したらしい。ちらちらとこちらを気にしている様子が可愛くて、俺はもう我慢の限界だった。名前を呼ぶと嬉しそうに駆けよってくれた。顎を擦り頭を撫でると気持ちよさそうに目を瞑る。ポーチのその姿を見ていたシャロンも恐る恐る近づいて来た。俺はするりと縁側を下り、その場でしゃがんで小さい子供にするように彼女に目線を合わせた。すぐに手を伸ばしたら怯えて逃げそうだったんで、そのままじっと動かないで待つ…。シャロンは、怖いもの見たさって感じで近づいて来て、スンスンと鼻を鳴らしながら俺の匂いを嗅ぎ始めた。俺の腕やら背中やら尻やらを一通り吟味し満足したのか、ちょこんとポーチの隣に並んで腰を下ろした。俺はゆっくりとした動作で彼女に触れた。ちょっと上目遣いで身を引く仕草がそそる~。


(か…かわいい~)


手に伝わる生き物の温かさは格別のものだ。緊張を解いた柔らかい筋肉がふさふさの毛の下でしなやかに動く。


「大丈夫そうだね。そろそろ仕事に掛かって貰おうかな。まずはポーチからにしようか。」


通されたのは、外から直接入れる犬専用のバスルームだった。古い家には不似合な洋風の作りになっている。壁はタイル張り。ドア付きのステンレス製大型犬用ドッグバスとトリミングテーブル。もちろんお湯の出るシャワーも完備。


「家の中をリフォームした時に爺さんの要望で作ったらしい。ペットバスなんて贅沢な感じだろ?伯父は爺さんの我が儘だって渋い顔をしていたけど、子犬の時ならまだしも成犬になったピレニーズを、しかも二頭一緒にサロンに連れて行くのは大変だったから伯母は喜んでいたよ。」


(1m40cmのバスタブか~…。人間でも十分使えそうだな…。)


風呂なしのアパートに住んでいる俺としては羨ましい限りだ。このバスタブにたっぷりのお湯を張ってゆったりと入浴する自分を想像して、少し情けない気持ちになった。
ポーチは慣れているらしく俺が器具の使い方などの説明を受けている間、ドアの前にちょこんとお座りをしておとなしく待っていた。





「随分すっきりしたな~お前達。よしよし、気持ちよかったか?…緑川君ってカットセンスもいいね。それにいい匂いでふわふわだ。…使ったのはどこのメーカーのシャンプー?」


庭の芝生に座りじゃれつくポーチとシャロンを交互に撫でながら、縁側で道具を片付けていた俺に向かって何気なくそう尋ねた。


「…実は、…」


俺は会社が倒産し、退職金代わりがペット用シャンプーだった事を話した。


「あっ!倒産した会社の商品だなんて…すみません。でも…」


開発に携わり商品内容を詳しく知っていた俺は、ついついその良さを力説した。こんなに良い商品を作る会社に資金を貸さない銀行についても悪態をついた。自分がこんなに愛社精神に熱い人間だとは思っていなかったから、最後には何だか恥ずかしくなった。


「こんなご時世だし、なかなか再就職先も見つからなくて。…自分の無能さに呆れるばかりです。」


ちょっと投げやりな気持ちになっていたんで今日は本当に楽しかったと言い、俺は自嘲気味に笑った。芝生の上に座った姿勢のまま俺を見上げるその人は、在り来たりな励ましの言葉を言う訳でもなく、ただ穏やかに話を聞いてくれていた。不思議な物で、気持ちが沈む重い話も他人に話すと軽くなったように感じる。俺は少し肩の力が抜けた。


「また頼める?」


別れ際に謝礼と共にそう言われ、俺は満面の笑顔で何度も頷いた。





「ねえ、このまま正式にこの店の従業員にならない?先月一人辞めちゃったから人手不足で…。レツはバーテンダーとしての腕もいいし、口も固い!これ大事なの、こういう店には…わかるだろ?何よりお前は客受けがいいんだよ~。給料アップも考えて貰えるようにオーナーに掛け合うからさ。」


バーのマスターである先輩にそう言われたのは、蝉の声が秋の虫の鳴き声に変わる頃だった。オーナーにはまだ一度しか会った事が無い。長身で物腰の柔らかい四十半ばくらいの紳士だった。先輩の恋人だってもっぱらの噂だけど、真偽のほどはわからないし俺は怖くて聞けない…。男同士の恋愛うんぬんを想像すると頭がパンクしそうになる。


先輩の話を聞きながら、俺の頭に浮かんだのは白い二頭の大型犬。あれから俺は何度かあの家に呼ばれていた。ポーチとシャロンとはもうすっかり仲良しで、トリミングだけではなく仕事が忙しいと言う彼に代わって、平日の昼間散歩にも連れ出すようになっていた。
それにしても、動物の癒し効果は抜群だった。就職は相変わらず決まっていなかったから生活への不安はまだまだ解消されていなかったけど、自分を追い詰め苛立つ気持ちが消えていた。


(給料アップか~…)


強烈な殺し文句だ。
貞操の危機と背中合わせな夜のバイトも慣れれば結構楽しかった。


「ちょっと考えさせて貰っていいですか?…」


俺の返事に先輩は頷き、ポンと肩に手を置いて店の奥に消えた。去り際に、


「レツは、ぜったい素質あるよ…。」


そう呟いた言葉に俺は首を捻った。素質?バーテンダーとしての?俺がそう尋ねたら、先輩はふふふって感じの意味深な含み笑いをした。



夕方から深夜までバーで働いて、始発で帰宅し明け方ベッドに潜り込む生活。若い頃だけなら何とかなるかも知れないが、やっぱり先行きは不安だ。でも、一日も早い生活の安定を考えれば、今は贅沢を言っていられないような気もする。時給では無く給料制になれば今より生活は楽になる…。
何より昼間、自由な時間が出来る事が嬉しい…。その理由を俺は、犬達に会えるからだと思っていた。




“緑川君…。お茶にしよう…。”


もうすっかり通い慣れた広い庭の芝生の上で、俺は二頭のグレートピレニーズに組み敷かれていた。


“そうしていると、大型犬が三頭いるみたいだ。”


寝ころんだまま空を見上げる俺の顔を、笑いながら覗き込む姿は逆光を浴びて金色に縁どられていた。俺の鼓動がドクンと大きく跳ね上がる。差し出された手を掴み立ち上がった。背中やジーンズの尻についた草の切れ端を叩き落としながら、ゆったりと歩く背中を慌てて追う。広い肩幅、コットンシャツの下で微かに動く肩甲骨、閉まったウエストと小振りの尻、そして綺麗に筋肉の乗ったアスリートのような脚。見つめるだけで目の奥が熱く潤む。


(どうしちゃったんだろう、俺…。夜の仕事のせいかな…。)




金曜日のせいか店の中は混んでいた。それぞれが一夜の相手を探そうと目線で探り合う。今夜は、店員をからかって時間を潰す客は珍しくいない。
俺はグラスを磨きながら、心ここにあらずでぼんやりと考え事をしていた。


カラン コロン…


ドアベルの音も耳に入らない。店員としては失格だ。だから、カウンターの傍まで来ていたその人に声を掛けられるまで気付かなかった。


「こんばんは、緑川君。」


店での俺の通り名は『レツ』。
フルネームを知っている客なんて数えるほどだろうし、敢えて名字で呼ぶ客などいない…。俺の体はビクッとし、心臓はバクバクと暴れ出した。


「…グラスビールを貰える?」


静かな低い声だったのに、まわりの空気が一瞬で華やいだ。あちらこちらからざわざわとした囁き声と好奇の目が一斉にカウンターに向いた。…そんな気がした。
聞き覚えのある声と見慣れないスーツ姿に、俺は呆然と固まった。明かりを落とした店内、カウンター越しに見つめるその人は親しげな顔で笑っていた…。慣れた仕草で俺の目の前のスツールに腰を下ろす。


「お…お待ち合わせですか?」


カウンターで待ち合わせなら、右隣の席にリザーブの札を置くのがこの店での暗黙のルールだった。そうして置けば他の客に煩わされる事も無く、無用なトラブルも避けられる。
渇いた喉のせいで少し掠れ気味の声で尋ねたからか、それとも声が小さくて聞こえなかったのかすぐに返事は無かった。リザーブの札に手を伸ばしかけた俺の仕草を見てその意図を察したらしい彼は、小さく首を横に振りながら自らの手で札を置いた。

“待ち合わせではないが一人でいたい。”

そういう意味だろうか?




細いピルスナーグラスを傾け冷えたビールを一気に流し込む。顎が上がり、露わになった喉仏がゆっくりと上下に動く。その様子を俺は黙って見つめていた。


「あぁ~美味い。…日差しが和らいで来たって言っても、まだまだ残暑は厳しいね。」


細かい白い泡の筋が、空になったグラスの内側を滑る様に落ちる。彼は、コースターに戻されたそれをスッと俺の方に向けて押しやり、おかわりを注文した。俺は、冷凍庫で冷やして置いたグラスを取り出し、ビールを注いで新しいコースターの上に乗せた。グラスの裾に刻まれた切り子のようなカット模様にライトが当たり、ダイヤモンドのようにキラキラと輝く。彼は目を伏せ、その光を見つめていた。


「始めから、気付いていたんですか?…俺の事…。」


“いいよ、俺も飼い主じゃなくて同居人だし。それに今日の君の相手はこいつ等だからね。…あれっ?君は…”


初対面の時の会話が不意に頭を過った…。


「…うん…。まあね…。君はここでは目立つ存在だから。偶然とは言え正直ちょっと驚いた。」


偶然?そうだよな…。俺は夜のバイト先は誰にも教えていない。犬洗いを頼んで来たあいつにも…。


「そうだったんですか…。人が悪いな~。今まで黙っているなんて…。もう、心臓が止まるくらいびっくりしましたよ。」


俺は心の動揺を悟られないように冗談交じりの口調でそう言い、照れたように頭を掻いた。


「…ごめん…。何て言ったらいいかわからなくて…。だって、…ここは、ほら…そう言う店だろ?カミングアウトをする勇気が無かったんだ…。君がうちに来てくれるようになってからは来ていないし…。」


君はノンケっぽいからと言い、彼はちょっと困ったような顔をして薄く笑った。カウンターに座る彼に他の店員達が気安く声を掛ける。その様子で彼がこの店の常連客である事がわかる。薄暗い店内、流れるのは静かな音楽。秘密を共有するように寄り添う人達をまじまじと見つめる事は出来ないから、話をする時以外はわざと視線を合わせないようにしていた。俺はほとんどカウンターの中にいた。だから目の前に座る客以外の顔を覚えていない。彼がカウンターに座った事はあっただろうか?どんなに記憶のポケットを探っても彼の顔は出て来なかった。


「無理にここでの俺を思い出さないで…。それより今日は、大事な話があって来たんだ。」


そう言って、俺の目の前に一枚の名刺を差し出した。俺はそれをそっと手に取りまじまじと見つめた。


「えっ?!…ペットサロンを経営されているんですか?」


その長方形の紙には、俺も知っている有名なペットサロンの名前が書いてあった。俺は、ヴァイオリンを弾く腐れ縁の友人の思惑に初めて気付いた。


(あいつ…。)


「今日は、君をいろいろな意味で勧誘しに来たんだ。マスターには悪いけど…。」


彼はそう言い、熱の籠った目で俺を見つめた。俺はごくりと唾を飲み込み、今にも飛び出しそうな心臓を服の上からギュッと握った。





…一ヶ月後…
古いががっしりとした立派な門に


『犬洗い承ります。』


の看板が掛けられた。お客様は大型犬ばかりのペットサロン。俺は住み込みで新しい職に就いた。もちろん念願の風呂付だ!。


ピンポ~ン♪


新しく取り付けられたインターフォンが来客を知らせる。俺は、二頭のグレートピレニーズを従えて急いで玄関に向かった。



「さあ、お客様を迎えに行こう。ポーチ、シャロン。」

 

                                    おわり




こんばんは(*゚ー゚)vChiveです。
COMITIA95、に一般参加して、今年の活動(?)目標が出来ました!←あくまで目標ですヾ(^ω^〃)

題して『patchwork.』

と言っても縫い物じゃないですよ。さすがに…f(~ω~;)
イメージが、小さなパーツのツギハキ作業だから…。

実はね、今回、Chiveが買い漁った同人誌は、ほとんどがアンソロジーでした。
テーマにより決められたカップルを、沢山の方々が短い漫画や小説で書かれていて、とても面白かったんです。
漫画で読んだカップルだから、小説の方もすんなり感情移入。

(いいな~♪これ…)

で、思い出したのが、数年前に友人から聞いたパッチワークの話。

「ベッドカバークラスのパッチワークキルトは途中で挫折したりしないの?」

と私が尋ねたら、

「大作を進めながら、小さなランチョンマットやバッグを作って達成感を得るのよ。そして、また大作を進めるの。そうすると最後まで楽しめる。」

との回答。…なるほど…

ストップしてしまっている『グレープフルーツ』を大作として進めながら、時々、テーマを決めたSSを書く!なんてどうだろう?と言う考えに至ったんです。小さな日常の萌えをこつこつと…。

テーマは…例えば、Chiveの好きな植物とか××とか…。
内容は、SSでもいいし、プロローグのみでもいいな~♪

まだまだ漠然とした思い付き程度の目標ですが、脳みそが錆び付かないうちに行動を開始しなきゃね((o(^-^)o))って思ってうずうずしています。




あっ!水城さん、Kiddさん♪ポメラを買ったよ~。

こんにちは♪Chiveです。ヾ(@°▽°@)ノChive地方、今朝は、小雪がぱらついてましたよ!

昨日じゃなくてよかった!!

一昨日まで雪で、昨日だけ奇跡的に晴れて暖かかったって事?

私の日ごろの行いの良さか…いや…Mizkidのお二人のおかげだな、きっと…

で、

行ってきましたよ♪COMITIA95

楽しんできましたよ♪狩り!о(ж>▽<)y ☆


電車に乗っている時から、もうね~ドッキドキ(((( ;°Д°))))だって、初一般参加だもん!

幸いなことに電車は結構空いていて、座っている人の他に立っている人ちらほら程度の乗車率。

途中から乗って、Chiveのまん前に座った真新しい真っ白なスポーツシューズを履いたお兄ちゃんが、おもむろにティアズマガジンを紀伊國屋の紙袋から取り出し、読み始めたのを見てさらにドキドキが増しました。その後、その人は、透明クリアファイルに入れた配置図のコピーでサークルチェックを始めましたよ…。彼は、狩人だ!!


(この人も行くんだな~)


なんて思いながら、『国際展示場駅』を降りたChiveでした。



Chives Garden-Image14931.jpg


さて、昨日までと打って変わって東京の空は晴れ渡り、心なしか気温も高い。

国際展示場駅に着いたのは、11時半ごろ。

開場は11時だから、そろそろ行列も解消されている事でしょう。

改札を出る前にトイレに行って、近くのコンビニで温かい飲み物とスニッカーズを買って、いざ!東京ビックサイトへ!!

って、どっちだ?ビックサイト…

のんびりし過ぎて、人の流れが消えていた…

と、通路の向こうにあの屋根が!!


車が走る通りから、少し離れているせいか、とっても静かな通路を歩いてビックサイトに向かいます。

人通りは疎ら…。

東京ビックサイトでは、他にもいろいろイベントをやっていて、中は結構な賑わいでした。

しかも、一歩入ったら、…暑い!

ダウンコートの下には、ロングカーディガン。

その下には、薄いニットのボレロとハイネックのセーター、どちらも黒。

そのまた下には、体にぴったりのヒートテック長袖シャツ。

下半身は、ストッキングと80デニールタイツの重ね履き!

やばいこれは…!と、近くのベンチでまずはダウンコートを脱ぎました。

とことこ…キョロキョロ…と会場に向かうChive。

動く歩道って、どうして歩かないとすっごくのろいのに、歩き出した途端に加速するんだろう。

会場は『東4』

エスカレーターを降りて左側に入口がありました。

ドキドキしながら、入場券代わりのコミティアガイドを係りの人に見せて入りました。


(暑ッ!)


12時…混んでいましたが、思っていたほどでは無くて、何となくホッ。もっと、すし詰めで、セール会場かアメ横並みにぎゅうぎゅうだと覚悟をしていました。

人はいっぱい来ていたんですが、まだ、通路を歩けないほどじゃなくて…。

楽勝じゃん!って余裕をぶちかましていたら、その後どんどん人が入って来て、1時過ぎくらいには、歩けない通路もありました。2000以上のブースに群がる人人人!Chiveもその一人…




まずは、『ち06a』のMizkidのお二人にご挨拶をしなきゃ!!

ああ~、ドキドキする。

声が震えちゃう~(///∇//)

Chiveは、名刺代わりにスコーンを焼いて行きました。

手作り品の差し入れは、初対面だと気持ち悪いかとも思ったのですが、どうしても『クリームティタイム』のレシピで作った物をお渡ししたくって♪

無事にお二人にご挨拶を済ませ、他の一般参加者の買い物の邪魔になってはいけないと思い、Chiveは早々に狩りに向かいました。

と言ってもね~・・・。右も左もわかりません・・・。(°Д°;≡°Д°;)

ここで役立ったのが、インターネットで事前勉強して置いた気になるサイト一覧!と

2階に設置されていた見本誌コーナー♪

会場内は、寒いどころか暑くて暑くて、背中を汗が伝うほど!もちろん顔にも汗が浮かび…←緊張のせいもあり。

お話をしたサークル参加の方も、寒いと思ってカイロを持って来たのに、予想外に暑かったって言ってましたね。


(け…化粧が崩れる~…)


ちらちらと見て回っては、2階に上がり、見本誌をチェック!

また、1階に下りて来ては物色!o(・_・= ・_・)o

それを繰り返しながら少し買い物をし、疲れる前に会場を出て(←ティアズマガジンを見せれば再入場可)エスカレーターで上に登り、動く歩道で出入口付近まで戻り、空いたベンチを陣取ってはお茶を飲んだり、お菓子や昼ご飯を食べたり。

無料で貰ったチラシをチェックしたり…。

で、トイレを済ませて、また会場へ…(←のんびりまったりマイペース)

その頃には、ティアズマガジンも売り切れていて、入場はフリーになっていましたね。

Chiveは、数時間そんな行動を繰り返し、3時ちょっと前に再びMizkidブースを訪ね、水城さんとお話したり、kiddさんから情報を貰ったりしました。


片付けが終わったら、お二人の打ち上げに混ぜて貰う約束をしていました。でも、閉会したら、一般参加者は会場を出ないといけないと思っていたので、どこで待ち合わせをしたらちゃんと会えるのか不安で…。

ところが、3時半になり、閉会のアナウンスで一同拍手をし撤収作業に入ったのですが、関係者以外でも追い出される事は無く、片付けのお手伝いをしていてもよかったので、本当に助かりました。アットホームだ~♪


COMITIA95へのサークル参加と言う大仕事を終えたお二人とのんびり歩いて有明駅へ…。

不思議なもので、もちろん声もお顔もその姿全てを見聞きするのが初めて…つまりは初対面って事で…。

それなのに、ずっと知っている人として気持ちが認識している事が不思議でした。

まるっきり初めての人達に会っている気は全然しなくて…

例えるなら、前世での知り合いが姿形を変えて目の前に現れたような…って感じでしょうか?わかる?

とっても嬉しかったです♪

打ち上げでは、九州料理の店で、モツ鍋を堪能しました♪ヾ(@^▽^@)ノ

お出汁がそれはもう美味しくって♪

ああん♪もっともっとお話ししていたかった!!

あれもこれも話したい事があったのに、さすがの私も緊張していたようです(●´ω`●)ゞ

でも、これが最初で最後の集いではなく、きっとまた会えるから、その時はもっといろいろ書いているお話についてとかも熱く語れる事と思ってます。

だって、相談に乗ってもらいたい!アドバイスしていただきたい事がてんこもりなんだもん!

是非、またよろしくお願いします。水城さん、kiddさんヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ…o(_ _*)oペコッ


さてさて、お買い物はどうしたかって?

ガチ買いしましたよ、Chive!お目当てだった本をがっつりですよ!

やっぱり、事前勉強は大事です。

帰ってから読みましたが、やっぱり良かったです。

どんな本だったかは、今は内緒にしておきましょう♪ウフフ…(*´σー`)

えっ?…えろ本じゃないから!!って、一応、…いや、多少はあるか、それも…

kiddさんお勧めもギャグ漫画本も面白かった!

次回もまたお勧めを聞きたい。出来れば、ちょっとの時間でも一緒にまわりたいです。

お邪魔でしょうがよろしくお願いします♪


とにかく、感想は…


『とっても、楽しかった♪( ´艸`)また、行きたい!…誰だよ、最初で最後だろうなんて言ったの!』(←あたしだよ!!)


Mizkidオープンの即売会には、毎回ちゃんとChiveも一般参加します♪

隠れスタッフとして、後片付けのお手伝いをしますから、また、美味しい物を食べに行きましょうね♪


ありがとうございました!



PS:寝て起きたら…

   昨日は全然疲れていませんでしたが、今朝は、左肩ががちがちに凝っていて…

   「え~ッ?!私、そんなに緊張してたの~?」

   と、一瞬!ほんの一瞬思いましたが…違うな…

   ガチ買いした本が重くって、斜め掛けしていたバッグの重みで筋肉痛になって

   たって事さ…。

   みなさん、くれぐれも買い過ぎには注意しましよう!本は、数冊でも重いです!!




2月14日 20時現在のChive地方

今、ぼっさぼっさと雪が降っています。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ一昨日も雪でした。

一日違いで大違い!とまたしみじみ思っています。

こんなに降っていたら、新幹線も在来線もダイヤが乱れに乱れ

おちおち打ち上げもしていられなかったかも~!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

いや~、雨女の水城さんとChive

きっと、kiddさんが強力な晴れ女魔力を持っていたんだ♪感謝!o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


おはようございますヽ(*^∀^)^∀^*)〃
Chiveは、いよいよ東京ビックサイトに向けて出発しました!

今、大宮です♪

よくよく調べたらね~♪ヾ(´∀`〃)ノ~♪

埼京線の新木場行きに乗ると、乗り換え無しで国際展示場まで行けるんですよ。

大崎からりんかい線に乗り込む、『りんかい線直通』ってヤツです。

快速だし、59分で着きます。まあ、赤羽からは各駅に止まっちゃうけど…(∩。∩;)ゞ
乗り換え無しは楽チンです。

11時半頃には、国際展示場に到着予定~♪(o^-')b
いい感じの時間でしょう?列もぼちぼち動いているし、見本誌コーナーもオープンしてるし((o(^-^)o))

Mizkidのお二人は、テーブルセッティング中でしょうか?
Kiddさんがブースのデコレーションをしている隣で、水城さんは、ご対面したばかりの本に、カバーをかけていたりして…。
がんばれ~~!(o*≧∀≦)o

Chiveは、のんびり行って来ます。

あっ!座れた~♪結構空いてる。ラッキー(v^-゜)

大宮10:33
埼京線快速(新木場行) 44分

▼直通 停車2分
(大崎11:19)
りんかい線(新木場行3・8号車) 13分


国際展示場11:32

こんにちは♪Chiveです。

Chive地方は朝から水分の多い雪が降っています…。

明日は、さいスタまでサッカー部員の車送迎だから、止んで欲しいな~。


COMITIA95もいよいよ明後日に迫りました。

ド素人全開で『COMITIA95、一般参加への道!』ブログを書いている私ですが…、

だって、初めてなんだも~ん♪と可愛く(?)甘え、『その6』を書き、後は当日を迎えたいと思います。

もちろん!アフターリポートも書けるように頑張りますよ~!о(ж>▽<)y ☆


kiddさんのブログでも『当日のこと、その2。会場に入ったら…』編 が更新されています。

初参加でもまごまごしない楽しみ方が満載ですよ。

ご参考にしてくださいね( ̄▽+ ̄*)


Chiveは、ここで爆笑してしまいましたさ。↓


『待ちきれなくて電車の中や喫茶店で読みはじめても構いませんが……まあ落ち着け、衆人環視の中でえろ本を広げる自分の姿を鏡で見ろ。』


なんで、買うのがえろ本限定なのよ~~!!Σ(=°ω°=;ノ)ノ

やっぱり、このページはChiveのために書いてくれたんでしょう~~~…(* ̄Oノ ̄*)

о(ж>▽<)y ☆あざ~す♪




≪COMITIA95、一般参加への道!その6≫


ティアズマガジンの表紙の裏に、こんな言葉が書いてありました。


コミティアは、

描き手(出店参加者)が、自己表現としてを漫画を描いて発表する、

読み手(一般参加)が、新しい漫画との出会いを求めて集う「場=集会」として開催されます。

そうした書き手と読み手の、あるいは描き手同志の、作品を介して魂と魂が握手するような出会いが、新たな創作への刺激とエネルギーになることを信じています。』


kiddさんにも教えていただいた事ですが、

”仲間に会いに行く”と考えたら、とっても気が楽になりました。

いくつのサークルの前で、何冊の本を手に取る事が出来るかまだまだ自信はありませんが、ドキドキしているのは相手も一緒だろうと思うから、勇気と笑顔で行動したいものです。


HPのCOMITIAヒストリーを見てみたら、COMITIA1は、1984・11で出店参加は113サークル/個人と書いてありました。その頃は、きっと本当の意味での仲間の集いだったんでしょうね。

今回のCOMITIA95が、2212サークル/個人、桁も4桁になり、一般参加者の中には私のように即売会の一般参加の意味をよくわかっていない人種も大勢混ざっている事でしょう。

私は、事前勉強(?)をしたお陰で、知らなかった事を教えていただき、いろいろな事を知る事が出来ました。

予習を頑張ってよかったわ~☆

こうなったら、目を合わせないようにテーブルの前を足早に過ぎ去る事の無いように、積極的にみなさんの作品を堪能させていただくぞ~ヾ(@°▽°@)ノ


明日天気にな~れ!





こんにちは(*゚ー゚)vChiveです。

いよいよCOMITIA95まで一週間になりました。

水城さんとKiddさんの『微妙~に呆ける。』期間もそろそろ終わっているんでしょうか?
本の印刷って、何日くらいで出来るんでしょうね??(゜Q。)??

考えるとChiveもドキドキして来ました(≧д≦)=3

さて、Kiddさんが初一般参加の方用のページ を開設して下さっています。

だいたい、『一般参加』って初めて聞いた時、サークル参加と同じ売り手だと思ったChive。
サークル参加はグループで、一般参加は個人なのかと…┐( ̄ヘ ̄)┌
この辺りからド素人ぶり全開です。

だもの、ガイドに載っている注意事項じゃ初歩的な事が足りないんです。

もうね、Kiddさんのは、遠足のしおりのようにコピーをして置きたいありがたい内容です。

ありがとうです!ヽ(*^∀^)^∀^*)〃

やはり、参加経験者ならではの視点はおもしろいですよ。(Kiddさんだから尚更かもヾ(__*)

Chiveの方の用意もほぼ整いました。←行くだけなのに、何があるんだ~!(*`ε´*)ノ彡☆

後は忘れ物をしない事!
一番は入場券代わりのテァアズマガジンの入れ忘れヾ(〃´Д`)ノでしょう。
現地でも買えるけど、勿体ないじゃん!O(≧□≦)o送料込みで千二百円…もしたんだから!
当日はもっと安いのかな??(゜Q。)?? でも、一家に二冊はいらないし…。

当日持って行く鞄は決まっているから(旅行鞄屋で買ったポケットいっぱいのadidas斜め掛け黒バッグ。マチ有り。仕事用♪)テァアズマガジンを読んだら、そこに戻そう!カイロももう入れておこう!

履き慣れた「靴」がいいと書いてありましたね~。
確かにビックサイトの入り口から、会場までの平面図を見ると結構あります。電車で現地入りするから、駅の構内も歩くし…。もちろん、帰りも歩く…。

ああ~ん!・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。足が長く見えるヒールの高いブーティを履きたかったのに~~O(≧□≦)o

断念…

普段履きのウォーキングシューズが無難かな…

もう、ホントね、Chiveは遠足気分♪o(^-^o)(o^-^)o

何を着て行こうかな~♪
リチャード王子をお迎えに行くんだから、やっぱりフリルつき?今回、リッチーのイラストは、上着を着ていないのでフリルは無しだったけど、上着着用の際には、是非、襟元と袖口にはフリルをお願いしますね、Kiddさんヾ(´∀`〃)ノ~♪ 個人的リクエスト。
あっ!王子様だけど魔導師だから、上着はローブか?ローブの下にフリルのブラウスでも、青蛙さんは許してくれるだろうか…f(~ω~;)


一般参加への道!とか言いながら、毎回しょうもない内容でごめん(∩。∩;)ゞ
だって、久々の大きな、しかも初めてのイベントなので舞い上がっちゃって♪

電車で気になるのが、運行トラブル!
そう言えば…、通勤に使っていた頃…、この路線って毎週最低でも一回は乱れてた!休みで人出が多いと尚更!

だから、Mizkidさんに会う目的以外無いとは言え、ぎりぎりは危険だ!

から…

この位の電車に乗ろうと思います。

所用時間、 1時間17分 1,140円
----------------
最寄駅09:31発

大崎10:26着

国際展示場10:48

ここから、徒歩10分

普通に行くと開場時間頃に着く計算ですが、

トイレに寄ったり~

行く方向を確認したり~

うきうきしたり~♪

時間の余裕は大事ですよ。

残すところ一週間。
持ち物チェックも心構えもバッチリです。

怖い落とし穴は体調管理!
コタツでのうたた寝はしない!させない!

ビタミンたっぷりご飯で風邪対策!

後はなんだろう~??(゜Q。)??

こんばんは♪Chiveです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

今日はお休みでした。

お友達とランチを楽しみましたよ。彼女とは久々です。


さて、コミティア95も、もう来週の話です。

いやいや、早いね~…

実は、Chiveには、ずっと…と言うか、最初からの心配事があります。

それは、


『いったい何時頃行ったらいいんだろう~~~?!(@ ̄Д ̄@;)』


です。

当日の注意事項に「徹夜や早朝からの来場はご遠慮ください。」と書いてあります。

って事は、みなさんそんなに早くに集まるって事ですよね?

早朝から並ぶって意味ですよね?駅からすでにダッシュなのでしょうか?!

今回のティアズマガジンにも前回の様子が写真付きで載っていました。


”9:50頃の一般入場待機列。あの階段の先から列がど~んと伸びています。”


きゃ~!!これは、Chiveも朝早くに家を出なくては!!Σ(・ω・ノ)ノ!


い…いや、待てよ?(°Д°;≡°Д°;)

この人達が、早朝から並ぶのには何か訳(目的)があるんじゃないの?

と思い至り…。( ̄_ ̄ i)

例えば、

全サークルを制覇したい!

目当てのサークルの本が入手困難!

売り切れる可能性大のため…

とにかく、早く行かないと不安…ポリシー

等など、それなりの理由があるのでは???


じゃあ、Chiveの目的は何?


「Mizkid」さんブースで、水城さんとKiddさんに会う(///∇//)ああん♪

で、本は事前に予約してあるので売り切れを心配しなくていい♪


後は、気になるブースをちらちら眺めて、気に入ったら勇気を出して買ってみる!

くらいなのよね。

とにかく、初参加!経験するのが最大の目的!…かも


で、ネットでまた検索したら、こんな事が書いてありました。

コミケでの話ではありますが、同じような感じでしょう。


『まず、コミケの朝の入場行列待ちはかなり辛いものです。

朝6時から並んでも開場は10時で最低4時間は待ちます。

日によって違いますが9時頃に並ぶと大体11時頃に入場になるのでしょうか。

これが嫌という人で、特に大手サークルや、流行ジャンルの本が目的でない場合には、正午ごろ来場するのもいいかと思います(おおむねその頃には行列もマシになっています)。 』


おお!これだ~~!!ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ


それから、当日朝の注意事項も書いてあった!ついでに書きます。


 朝ご飯はできるだけ食べてから会場に行きましょう。

もちろん入場待ち行列中で食べることもできますが、雨などでそれが出来ない場合もあります

また朝食抜きは行列や会場内で倒れる原因になりがちなので、普段は朝食抜きの人も極力食べるようにした方がいいと思います。

(会場近くにもいくつかコンビニありますが期待しないほうがいいです。レジの大行列が…)。』



雨か~~~!!最近ずっとお天気がいいから考えていなかったけど、

こんなに乾燥日が続いていたら、そろそろ突然来るかも!傘!傘!

一応準備だけでも…ねっ!

前日に天気予報を確認して持参するかしないかを決めればOK!


朝ご飯に限らず、お菓子とかパンとかちょっと口に入れられる食べ物は携帯した方がいいですよね。

ディズニーリゾートに行く時でも、Chiveはこっそりおにぎりとかパン、飲み物を持って行きます。

列に並んでいて昼食が食べられないとか、子供が突然お腹を空かせるとか…。

重いし、荷物になりますが、いろいろあるんです。助かるんです。

だから、軽食と飲み物は必ず自宅から持参します。


一人で列に並んでいて、パンとかをかじるのが恥ずかしいなら、チョコとか飴とかをパクッと!

おせんべいみたいに音が出るお菓子や匂いが広がるポテチはちょっと目立つかも…ひんしゅく?


『そのほか、待っている間はかなり暇なので(笑)

それの対策も必要です。コミケカタログ、携帯用ゲーム機のどちらかがあればかなり時間はつぶせると思います。

まぁ、友人と来場すれば話しているうちに結構時間はつぶれますけど。

なお、モバイルでインターネット……は残念ながら、携帯電話が会期中会場ではものすごくつながりにくくなるのでできないでしょう…。

(みんな待ちあわせの連絡などに使っているから)


そうか~…

朝早くから並ばなくてもよさそうね~、私の場合は…。

で、何時に行く?Chive…

 

おはようございますヽ(*^∀^)^∀^*)〃Chiveです。

昨日、待望の『テァアズマガジン』が届きましたヾ(´∀`〃)ノ~♪やった~!B5サイズなんだ~。結構重い、470g!Σ(=°ω°=;ノ)ノ

2000ものサークルカットを眺めているうちに、なにやらわくわくして来ましたよ♪o(^-^o)(o^-^)o


《一般参加への道!その3》

『真島の夏休み
彼の最大というか唯一のイベントは、同人誌即売会、夏のコミックマーケットである。…』

よしながふみさんの「フラワー オブ ライフ 1」のラストに夏のコミケについて書いてあった記憶が気になって仕方が無いChive。
…探して、探して、確認したさ(o^-')b


真島の夏コミ用完全装備!←冬バージョンに置き換えてみよう♪

●日傘← 冬は、マフラーや帽子などの防寒具。寒いのは辛いぞ~。今時なら、ヒートテックの下着とか?

●ヒエロン←使い捨てカイロ

●凍らせたペットボトル
(例え溶けても開場までにむやみに飲んではいけない。トイレに行きたくなると困るから。)←カイロ代わりにもなる温かい飲み物。でも、やっぱり飲み過ぎるとトイレが…。冷えるしね!

真島『バカめ
死ぬほど重いコミケカタログを開場直前の行列で読むなど愚の骨頂!
サークルチェックは、事前に済ませてサークル配置図のみを携帯するのが常識だろう!』←コミケはカタログが入場券にはならないのかな?
コミティアはテァアズマガジンが入場券代わりだから、携帯必須!ただ、当日売り切れたら、そこからは入場はフリーになると書いてあった。
それにしても…B5サイズで厚さ1センチ強はある本を、本を買いに行く日にわざわざ自宅から持ち出したくは無い。通信ハガキみたいに、切り取れる入場券がついていればいいのに┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、真島レポートの続き…

『サークルチェックとは、自分の気になる作家さんのお店(サークル)の場所をカタログに張付の配置図にチェックしていく事である。
これをせずして広大なコミケ会場で自分と気が合う本を探すのは、とってもとってもとっても難しい』

『そして、
阿鼻叫喚にならないのが奇跡と思えるほど混雑したコミケ会場で、お目当ての本を買い漁る人々の目はまさに

「狩人(ハンター)だ!」

終わると軽く1キロは体重が減る。』←会場内は走らない!と言う注意事項が書いてあったけど、走りたくなる気持ちはわかる~。バーゲンとかバザー会場とかの雰囲気?


さて、届いたコミティアガイド(テァアズマガジン)を開いて、早速Mizkidさんのサークルカットをチェック!

あった~♪
なんか感動する~♪ヽ(*^∀^)^∀^*)〃 ←娘に自慢!

それから、前に戻って配置図を確認。

ジャンル分けされていて、Mizkidさんは少女まんがエリアの隣り、「JUNE」エリア

「JUNE」ってなんだ??(゜Q。)?? 6月?

φ(.. )入場したら、右に行けばいいのね。

Mizkidさんは、『ち06a』aがあるって事は、bもある。
お隣りさん、水城さんとKiddさんをよろしくお願いします(゚▽゚)/

配置図を眺めていて思ったのは、「フリーマーケット会場に似てる。」

ならば、Chiveのフリマ的完全装備(?)は、

●バッグは斜め掛け!
肘や肩に掛けるバッグは片手しか空かない。売り物は本だし、片手でパラパラなんて傷つけやすいし、よく見られない。それに作者さんになんか失礼(∩。∩;)ゞ
やっぱり、両手はしっかり空けたいものです。


●財布は、普段使いの物とは別に、買い物用に千円札と五百円玉、百円玉を入れた専用の財布を用意します。予算も決めてね~♪買い過ぎ注意!

●本の重さに堪えられるエコバッグ。
出来ればこれも斜め掛けがいいんだけど、最低でも肩には掛けたい。財布が別バッグなら、荷物用にディバッグでもいいかな~。お尻が垂れるから、普段は使わないんだけど…。

●そして、なにより『スマイル(^-^)』
買うChiveもですが、お店の人もドキドキしてると思うから、笑顔で物色させていただこうと思っています。
対面販売って凄く恥ずかしいんだけど、そこは勇気を出して、気分は女優に成り切る!


さてさて週末には、届いたテァアズマガジンを熟読するぞ~~!!

Chives Garden-Image1490.jpg
Chives Garden-Image340.jpg

こんにちは(゜▽゜)/Chiveです。
今日はお休みなので、夕べから今日の夕食用にビーフシチューを作っていました。
安い牛すね肉をコトコト煮込んで、さっき完成。
早速、味見がてら早目のお昼ご飯で食べました。後はマッシュポテトを作るのみ(o^-')b

美味かったヾ(´∀`〃)ノ~♪

今日はもう夕食作りの心配がなくて幸せだ~♪O(≧∇≦)o←どんだけ家事が負担なんだ!Chive…(ノ_-。)…


さて、COMITIA95、一般参加への道!その2です。

『サークルチェック』

既に目当てのサークルさんがいるならばその場所をチェック!

Chiveの場合は、まず一番に「Mizkid」さんを探します。

興味のあるジャンルを探すのも、初一般参加なので、多分、テンパっちゃって、現地でだと余裕が無いでしょうから、どのジャンルを中心に回るかだけでも決めておきたいものです。
(テァアズマガジンが届いたら、もっと詳しくレポート出来るでしょう(^_-)-☆)

かなり混むだろうし、トイレとかの場所もチェックかな~?

インターネットでビックサイトの構造や周辺地図もチェックしておこうかな~。

何かホント…Mizkidさんの即売会参加に託けて、遠足気分で一人盛り上がっているChiveですね。

次回の記事は、もっと遠足気分満載の内容だよf(~ω~;)
こんばんは(。・_・。)ノChiveです。

お友達の水城さんとKiddさんが、二月に東京ビックサイトで開催される『COMITIA95』に「Mizkid」と言うお名前で、サークル参加されます。

開催地が東京なら!Chiveんちからなら一時間半で行けるじゃないですかO(≧∇≦)oせっかく、水城さん、Kiddさんが遠路はるばる上京されるなら、お会いしたいじゃないですか~~!

とは、言え…コミケ的な催しには行った事が無いし…。お上りさんだし…。
超~、不安…。

いや!尻込みしてはいかん!!

ここはひとつ、一般参加初心者として、いろいろお勉強しよう!
だって、Mizkidのお二人は、作品作りを頑張っている最中なんですもん!
Chiveも初参加を楽しもうじゃないか~。

で、何するの?

~COMITIA95、一般参加への道!その1~
《カタログを購入する》

って事で、まずは当日入場料代わりに購入する『ティアズマガジン』を通販で予約しました。
昨日、代金を振込んだので、来月早々には届く予定です。キャ~~楽しみ( ̄∀+ ̄*)

それで事前チェック出来ると心強いな~♪



『ティアズマガジン』とは…

一般的な同人誌即売会では『カタログ』と称されているものです。
コミティアでは両サイドから開けるリバーシブルな内容にし、『ティアズマガジン』(TIA'S MAGAZINE)と呼んでいます。

左開きの内容は「COMITIA GUIDE」として、参加サークルリストとPRカット、参加の諸注意などで構成し、右開きの内容は「ティアズマガジン」として、作家・本を紹介する「P&R」のコーナーや、読み物コラム、アフターレポート、参加者からの手紙を載せた「LETTERS」などの記事を中心に編集しています。

ティアズマガジンは、コミティアを主体にした情報誌であるとともに、コミティアの主張を伝えるオピニオンマガジンの役割も果たしています。