愛されたくない愛に飢えた人Part1 | ブログ

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ササッと小説もどきを綴りたいです

愛されたいのに愛されることが苦痛だった私の話です。
勿論、今は愛される喜びを知っている目線なので、一緒に克服しようよとかじゃないし何より素敵な恋人に出会えたことがきっかけなので、そこの所踏まえておいてください。

1.高校時代
私がセクシャリティーに疑問を持ったきっかけはラルクのボーカルのお方だ。ハロウィンの女装が美しいのなんの…それまでイケメンに興味津々だった私の体中に衝撃が走った。
その日から、私の好みは女装してる人かジェンダーレス男子に変わった。因みにその前は高身長でドSのイケメンヴァンパイアというどちらにせよ難アリなものだった。
画像を調べるうちに、中性ジャンルにたどり着いた。中性をジャンルと表していいかは少々疑問であるが、他に浮かばないのでそう表記する。
男装女子っていうのにガチ恋した時期の始まりだ。
私はレズビアンなのかもしれない。よく良く考えれば幼稚園の時めちゃくちゃ執着してたのも女の子だったな。あとおっぱいが好き。
でも私はイケメンなヴァンパイアも好きだし、バイセクシャルなのかもしれない。
いや、ドラァグクイーンもヘテロもバイもビアンもゲイも好きになりゃ好きだな。なんだこりゃ。貞操観念ガバガバ子か?
こんな葛藤をして毎日ネットのセクシャリティ記事を漁りまくった結果、Xジェンダーのパンセクシャルに落ち着いた。
よかった、貞操観念ガバガバ子じゃなくて。

実はこの、Xジェンダー、パンセクシャルとして過ごすこの時期はすごく辛かった。セクシャルマイノリティである自分を特別視したくないのにあまり知られていないパンセクシャルのことを一々説明しなくてはならないのだ。
とりあえず、「バイではない!好きになりゃ性別なんて関係ねえんだ!」って言ってた。

ある時、同じ委員会の狭山君と仲良くなった。どうやら私のことが好きらしい。いい人だとは思っていたけれど…。
何となく流れでデートすることになった。1度目のデート中、ずっと好きなんだなって伝わってくる。変な緊張感で常時お腹が痛かった。暑かったせいか少し目眩がした。飲みかけのコーラ渡されて、断ったんだけど、間接キスぐらいしとけば良かったななんて思っている。後々使えた。いろいろと(コンプラ)。
結果を言うとその人のことは振った。
理由としては、向けられた好意が怖かったのと、愛されている自分が気持ち悪かったから。
その後もしばらくはモテ続けてたな。
彼女持ちとか、ツイッターのDMでとかそんなのが多いから自慢できなくて悲しいけどね。