キックオフミーティングを双方向にしてみよう | 【Cheer Coach】企業研修・ワークショップ・コーチ 齋藤稚亜子(ちあこ)

【Cheer Coach】企業研修・ワークショップ・コーチ 齋藤稚亜子(ちあこ)

働く人の「明るく 元気に 前向きに」をご支援いたします。
企業研修講師・ワークショップ企画・コーチング

今の自分がもう一度挑戦したい、
と感じる過去の仕事は何ですか?

その時、その時は精一杯やった、
でも数年経ち、増えた知識や経験を駆使して
もう一度挑戦したいこと。

私にも過去を振り返り、
今の自分がもう一度やりたいと思う仕事があります。
それは最初にお世話になった外資系IT企業の経営企画室の仕事です。

社長補佐とか、社長メッセージ担当、エグゼクティブコミュニケーションオフィサーという大層な呼ばれ方をし、
会社の方針や社長のメッセージを分かりやすく、納得度高く伝えるための役割でした。

会社全体の会議体を考えたり、
社長のプレゼンやスピーチを作ったり、
社内ブログ、社長の方針を伝える会の企画をしたり、
当時の私なりに一生懸命考え、やったつもりです。

ですが、常に何かが足りないと思ったし、
うまくいってる実感もありませんでした。
会社、社長のメッセージが社員の頭と心に伝わり、
社員がイキイキと動き出す光景は残念ながら見られなかったと感じます。

今の私であったら、どのように取り組むか?

双方向の場にします。

結局 人間は、方針が腹落ちしたり、
自分なりの考えを持ち、
それを咀嚼しないと動かない。
(自分自身がそうであるように…)

もしかすると、
一昔前は、上から「やれ」と言われたら、動いたかもしれません。
あるいは、いわゆる上司・部下の夜のお酒の席で、
解消できていたかもしれません。
本音を言い合って、
紆余曲折あって、
「よし、じゃぁ、やりましょう!」
と結束する、そんな確実な双方向の場が会社の外、業務時間外にあったかもしれません。

私もサラリーマン時代、勤務中の時間はとりあえず「聴くだけ」。
いろいろ思うことは飲みの席で、
ということが多々ありました。

とはいえ、組織の大きさや、
最近の働き方の潮流を鑑みると
その方法をとり続けるのは難しいのかもしれません。

だからこそ伝達の形を
「一方向→双方向」
「聴く→考える・対話する」
に移行する必要があると感じます。
業務時間内にそのような場を持つこと。

●会社の方針やビジョンが社員に伝わらない
●伝えたはずなのに、浸透していない
そんな課題を抱える企画部門の方、組織長の方のお役に立つべく、今後ご支援して参ります。

{621A0934-7301-4EEA-B447-36F73A0F7E49}