女性誌などで紹介されているキラキラ輝く素敵なフリージョとは違い、
泥臭く生きる私ですが、定義的には私もフリージョ。
どちらかというと、脱サラ独立、みたいな表現の方がしっくりきますが…（笑）
ということで、
そろそろ独立して丸4年なので、
勝手に自作自演インタビュー！
誰にも頼まれませんので、自分でやります（笑）
-----
◇なぜ会社員をやめ、独立されたんですか？
自分が心からやりたいと思うこと、大切に思うことのために、
自分で考えて、自分の判断で時間を使いたいと思ったからです。
◇会社員をやめ、独立をすることに不安はありませんでしたか？
もちろん不安でした。
独立して仕事あるのかなぁ、
というのが一番の不安。
でも悩んでも仕方ない、どうにかなるだろう、どうにかしよう、
という根拠のない自信があり、思い切りました。
◇独立して一番良かったと感じることは何ですか？
自分の裁量で時間を使えるようになったことです。
また自分が本当に意味がある、正しいと思ったことに対して力を使えることです。
ですので、時にはお仕事を断ることもあります。
もちろんその分、売上が犠牲になりますが…（笑）
あとは…
お天気の良い平日に、
カフェのテラス席などで仕事をしていると、心の底から「場所と時間に縛られずに働ける幸せ」を感じます。
◇実際に時間の使い方はどう変わりましたか？
決まった時間の通勤がない分、時間と体にゆとりが出来ました。
私の場合、いわゆるオンとオフの切り替えは全く必要なく、
買い物をしていても、テレビを見ていても、
常に仕事目線でネタを探しています。
必要に応じて、土日に資料を作ったりもしますが、全く苦には感じませんし、
そうやって好きな時にやりたいことができるスタイルは
自分にはとても合っていると感じます。
◇独立して大変なことは何ですか？
大変なこと、というより、
会社に所属していたことのありがたみを感じることはよくあります。
まず、国民健康保険を現金で払う時でしょうか…
会社員だと健康保険も、雇用保険も半分会社が負担してくれますし、
そういうことは会社がやってくれますから。
独立して、お金周りを全て自分の責任で行わなければならなくなり、
会社に所属するありがたみを痛感しました。
私は直面していませんが、産休・育休の手当がない、ということも大きいですね。
あとは、上司がいないこと。
ざっくばらんに相談したり、
厳しいことや期待の言葉をかけてくれたり、
いざとなった時に頼れる上司が常に近くにいた会社員時代は
とてもありがたかったな、と思います。
なのでいまだに、新社会人時代にお世話になった上司に頼っています。
そしてもう1つ独立して痛感したのは、
常に目の前に仕事があるということが、
いかにありがたいことか、ということです。
独立してからは、常に順調に仕事があるわけではありません。
突然仕事がキャンセルになったり、
思うように仕事を得られない時もあり、
不安になることもあります。
そういう時に会社員時代の、
常に目の前にやるべき仕事があった状況のありがたさが身に沁みました。
やはりお仕事がある状況を創り続けることが、独立して最も大変だなと思うことです。
◇周りの方から独立することに対して反対されましたか？
反対はされませんでした。
とはいえ、心配してくださる方は多かったです。
「今のまま独立しても、仕事ないんじゃない！？」と。
そういう周りからの温かい心配の声に対しても、
根拠のない自信で「どうにかします」と言ってました（笑）
最も心配していたのは、両親です。
独立して1年は、プライベートでも環境の変化があったため、
両親からは顔をあわせる度に
「お願いだから、どこかに正社員として勤めてほしい。
働かせてくれる会社、一緒に探すから」
と（笑）
とはいえ、昔から頑固な娘ですので、
最近は「正社員になって欲しい」の願いは聞き入れられないと理解してくれたようです。
私からも今の仕事の面白さや、
仕事が順調であること（安心させるための優しいウソあり）を伝え、
理解してもらえるように努力はしています。
◇独立してから、お仕事上 特に気をつけていることは何ですか？
一つ一つのお仕事に魂を込めて、丁寧にすることです。
もちろん会社員時代から、心がけていたことではありますが、独立してさらに一つ一つの仕事に対する気持ちは強まりました。
独立してからの仕事の評価は「次の新しい仕事」として帰ってきます。
いかに無難なレベルを超えて、「齋藤さんにお願いして良かった」を実現できるか、毎回勝負です。
◇最後に一言どうぞ
独立してもうすぐ丸4年。
なんとかやってこれたのは、
「試しに」お仕事を任せてくださった皆さんのおかげです。
会社も肩書きもない私を信頼し、
とりあえず最初の仕事を任せてくださった皆さんへの感謝は言葉では表せないほどです。