幼稚園でおもちつきをしたみーちゃん。
お迎えで会うなり走ってきて「ママ、お餅はお米だった!もち米!すっごく美味しかった!!10個も食べた!」と大興奮。
「きなことあんこと、大根おろしと納豆と、あと海苔と、うーん大根おろしはちょっと苦いからおかわりしなかった。いっちばん美味しかったのは、もち米!!」
「もち米?お餅にする前の?」
「そ、ぺったんぺったんちゅーいちゅい!の前のやつ。それをね、海苔に巻いてくれたの。すんごい美味しい。すんごい!めっちゃ美味しかった!毎日食べたい!!」

(ママの保育士試験の実技練習で何度も読んだ『おむすびころりん』。その中でねずみが「ぺったんぺったんちゅーいちゅい!」と餅つきをするので、みーちゃんは杵と臼をぺったんぺったんちゅーいちゅいと呼んでいるみたいだった。)
もち米に大変感動したらしいみーちゃんは
「あー、もち米が食べたいなぁ」
「もち米って高い?特別なの?」
「もち米がお餅になるの、すごいなぁ」と毎日のように繰り返す。あげくお茶碗のご飯を見てため息までつく。
「もち米が良かった…」

そんなある日、みーちゃんは直した虫歯が痛いと言う。
けど、痛いときには怖いから行きたくないと言う。
幼稚園帰りに行くよと言ったら、みるみる泣き顔になったので、慌てて「あ、じゃぁ歯医者さん行って、もち米買おう!」というと、パァッと笑顔に。
「ホント⁉もち米?本物のやつ?」
「そうそう、本物のやつ!(偽物ってなんだ)」
良かった、まさかもち米で歯医者に言ってくれるとは!あー嬉しい。可愛い奴め。
診察が終わり、受付のお姉さんに「頑張ったから帰りにもち米買ってもらうんだー♪」と話しかけてたけど、お姉さんはハテナ?顔だった。
そりゃそうだよね。

お米屋さんで、みーちゃんはお餅つきで食べたもち米の美味しさを説明してもち米を注文。
お米屋さんのおじいさんは大喜びでもち米を量りながら「いやー、お餅になる前のもち米は確かに美味しいよ!良い幼稚園だねぇ、こりゃお母さん、蒸し米って事だよ。蒸し器でじっくり蒸すんだよ、せいろとかある?」と詳しく蒸し方を教えてくれる。
うんうんと聞いたけど、そういえばうちに蒸し器はない!
お米屋さんを出て「実は蒸し器無いんだよね…」と呟くとみーちゃんはすかさず「買おう」真顔。迫力。
その足で急いで蒸し器を買いに行き、またもそこで蒸し米レクチャーを受ける。真剣に聞くみーちゃん

まさか突然蒸し器まで買いに行くとは…とヘトヘト帰宅して調べると『もち米を8時間程度水に浸ける』とある。
ガーン!
「わーい、もち米だ!」と隣で踊るみーちゃんに、恐る恐る伝えると「あー、そうなんだ…もち米だもんね!特別だから。特別に美味しいから。明日朝水につけたら?夜食べれる?」と、あっさりオッケー。
むしろ特別感増し増しでオッケー。

そしてやっとやっと次の日、蒸したもち米をおにぎりに!
みーちゃんは「ママ、大きい方食べて?これみーちゃんのオススメだから、みーちゃん食べたことあるから、大きいのあげる♡」とママにもおにぎりをくれた。
なんてお優しい…!
もち米のおにぎりは、つやつやもちもちですっごく美味しかった。みーちゃんはがつがつ3つも食べた。
「もち米だから、つやつやでしょ?もちもちでしょ?たださーお腹いっぱいになっちゃう、もち米って。もっと食べたいのにさっ!」と満足してニコニコ。
「ママありがとう作ってくれて」と抱きしめてくれた。
「こちらこそ、ありがとう美味しいもの教えてくれて。みーちゃん流石です」
「みーちゃん表彰されちゃうなぁ♪」

買ってよかった2020に早くもランクインの、もち米と蒸し器でした。今朝は肉まんふかしてみた、もっちもちになった。今度は焼売とか作ろー♪