ある日の夕方。
洗濯物を畳むママの隣で、
テレビを見ているみーちゃんが、
あまりにもせっせと話しかけてきて、
ママはもう頭がパンパン!
何も考えられない!
おしゃべりかテレビか、どっちかにして欲しい。

「でね、ママこれ知らないことにしてほしいんだけど。
なぞなぞ出すね。くりはくりでもー」
この手の、知らないつもりで…が1番辛い。
知らないつもりでそのなぞなぞに答えるの、
今日だけでもう3回目だからな!

「ちょっとまって、一回待って、あのさ、
ママ悩んでることあって聞いてほしいんだけど」
「えっ!なんだいなんだい?」
「あの、夕飯なんだけど、そろそろ作らなきゃと思って
みーちゃん何食べたい?」
「なーんだ、ご飯の話か!なんでもいいよ」
「何でもって、何かヒントを!」
「えー…わかんないよ食べたいものない。」
「お腹すいてないの?」
「違う、すいてる!じゃぁなぞなぞ」
「え!なぞなぞ食べる?」
「食べないよ!笑。なぞなぞしたい、ご飯よりも」
「えー、食べるもの考えてよーーーー」

ママがしつこくしたから、みーちゃんは急に怒った顔で
「ママ!ママみーちゃんのこと、いくつだと思ってる⁉」
「え、4歳でしょ?」
「そう、みーちゃん4歳だから
そんな事聞かれてもわからないわけ。
冷蔵庫の中は、ヤクルトがあるかどうかしかわからない。
ママは大人なんだから、自分で考えなさい!」
「…はい、すみません。おっしゃるとおりです」
「もー、困っちゃうなぁしつこくて」
「す、すみません…」

結局その日は、お刺身乗せた海鮮丼になりました。
「あー、これは食べたかったやつ!イイね!」
とお褒めいただきました。