みーちゃんは、ずっと食が細かった。
みーちゃんが1歳半の頃、
預り保育施設で「お弁当を持たせてください」
と言われた時、私は密かに「あ、行き詰まった…」
と思っていた。
みーちゃんは産まれてからずっと、
おっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!
まだ全然喋れない5ヶ月位から、
お腹が空くと手のひらをグッパーグッパーさせて
「おっぱいチョーダイ」のサインをしていた。
おっぱいでぐんぐん育ち、みーちゃんはいつの間にか
大抵1歳年上に見られる程大きくなっていた。
「うちの子、本当に本当に食べないんです‼」
みーちゃんが食べなすぎて、区の保健所の
栄養指導に呼ばれた経験があったので、
預り保育の先生にも念を押して伝えた。
「まぁまぁ、大丈夫よ!
ひとまずはみーちゃんの好きなもの入れてみて、ね!」
初めてのお弁当は、親指サイズのおにぎりを3つ
それと、小さなヨーグルトと、大根の煮物。
どれもみーちゃんが好きなものだった。
だけど、結局食べて来たのはおにぎり1つ。
周りの子のお弁当は大きくて、おかずも色々。
『…良いなぁ…食べてほしいな…』
そんな気持ちのまま、3歳半まで授乳生活。
幼稚園入園したって、変わらずの少食ぷり。
先生からの報告は、お弁当の話ばかり。
それが、4歳を前に突然の変化が‼
きっかけは、お店で食べた塩ラーメン。
美味しくて美味しくて、なんと一杯ぺろりと食べた。
「みーちゃん一人で全部食べた‼」と大喜び!
「ピッカピカにしたよ、残さず食べた❣」
みーちゃんも、残さず食べたかったんだ…
完食したいって思っていたんだ…
みーちゃんは、食事に興味ないんだと思っていた。
本当は食べたい気持ちだったんだね。
ありがとうみーちゃん…!
それからはムラがありながらも、
以前よりずっと食べるようになったみーちゃん。
「もっと食べたい」なんて聞くと、
ママは嬉しくて泣きそうな気持ち。
たくさん食べてね、たくさんたくさん。
たくさん大きくなってね。
「あーぁ!みーちゃん、おやつに唐揚げ食べすぎたわ
ママ今日の夜ご飯は何にする?」
…いや、この唐揚げは夜ご飯‼
「え!?…みーちゃん夕飯無しか…ハァ」
人聞きの悪い事を言って、みーちゃんはぐっすり寝ました
