いつもはピューッと自転車で通り過ぎる小さな神社。
街角にポツンと立っている、小さなお地蔵さま。
ひっそりとしているそこに、歩いて通る時には必ず御参りをする。
みーちゃんは「小さな神様」が好きだ。
「ママ、神様のお家に入れる。お地蔵さまにお小遣いあげる」と、私のお財布から1円玉と5円玉をみーちゃんの貯金箱に貯めていて、そっとポケットに入れて出ることもある。
家から幼稚園までの道にある神社では、
角で『ナムナム』して、お賽銭入れてお祈りして、また反対の角で『ナムナム』する。
自分のルールがあって、「この、漢字の一のところ、神様に届くとこだよ。一は良いよね。」とか言ってた。
お祈りはお賽銭を入れて手を何度か叩いて
「雨止むように」や「今日も元気に」が多い。
「雨が止みますように」とかじゃなく、ナムナムしながら小さな声でボソッと「雨止むように」と言うのが玄人ぽい。笑
そして、神様の応えを聞いてから出発する。
「…良いよ。だって!」
「お腹空いてるから、今度はご飯持ってきてってさ!」
みーちゃんが「またねー」と神様のお家に手を振る時、
みーちゃんはきっと、神様の子なんだろうと思う。
みーちゃんを貸してもらって、育てさせてもらって、ありがとうございます。と思いながら私はそれを眺める。
「神様はね、魔法が使えるんだよ!その魔法はね、お天気にしたり皆をよく眠れるようにするんだよ。お地蔵さまは、お小遣い何に使うと思う?お団子買って食べるの!皆で立ってるお地蔵さまは仲良しで良いよねー」
「やっぱりひとりで立ってるお地蔵さまは寂しいの?」
「ううん、寂しくない!皆が通るところだったら寂しくないよ!ママ、みはの小さくなった服、誰かにあげたりするでしょう?マフラーがあったら今度お地蔵さまにあげよう」
「わかった、とっとくね。」
お月さまも大好きなみーちゃん。
毎月、満月が来るのを待ってる。
みーちゃんが立派に育ったら、かぐや姫みたいに月からお迎えが来たりしないだろうか…とふと思う。
大事に育てるので、お迎えに来るのは白馬の王子様でお願いします、神様。
