イベント出展情報
ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
お正月に茨城県坂東市にある國王神社さんに参拝しました。
國王神社さんは、新皇様、平将門公をお祀りしている神社です。
平将門公・終焉の地と言われている場所に建立された神社です。
将門公の三女・如蔵尼(にょぞうに)が、こちらの場所、将門公の最期の地に庵を建てたことが始まりです。
そして、将門公の三十三回忌に刻んだ茨城県指定文化財の「寄木造 平将門木像」が御神体です。
平将門公をお祀りされているは、神田明神さんが有名です。
大手町に首塚があり、関東の祟り神としてのお話が有名です。
名刹成田山新勝寺は、将門公を討つために勧請されたお寺でもあります。
そんな話の流れで、将門公を怨霊的な、おどろおどろしい神様として捉えている方も多いです。
ですが、実際には、関東の外れのこちらの地は、当時の都からは、遠く離れていました。
ある意味、朝廷の目が届かない場所なので、こちらを治めていた中央から赴任した役人は、とても悪政を行っていました。
そのことに対して、将門公は謀反を起こして立ち上がりました。
そして、新しい天皇という意味の「新皇」を名乗ったため「朝敵」とされました。
そのため、朝廷としては許しておける相手ではありません。
是が非でも打ち取る相手です。
そんな経緯があるために、将門公は、政府側からは憎むべきもの、怨霊扱いされています。
神田明神でも、一度は、お祀りされることをやめました。
ですが、この話は、どこから見るのかで、評価が変わってくるお話だと思います。
この地に住む人達からは、自分たちを救ってくださった英雄です。
世の中は、勝てば官軍です。
強いもの、権力があるほうが、歴史を紡いでいきます。
そして、多くの人は、流れている話を継承していきます。
続きは次回です。
mahalo
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