ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
前回からの続きです。
洲崎神社の御祭神、天比理乃咩命は、忌部氏の祖神の一柱です。
その忌部氏と、房総半島には深いつながりがあります。
忌部氏とは、古語拾遺という平安時代の神道資料によると、古代朝廷の祭祀を始めとする祭具の作製や宮殿造営を担った氏族であると言われています。
元々は現在の奈良県橿原市忌部町周辺を根拠地として朝廷の祭祀を司っていました。
しかし、奈良時代頃から勢力を伸ばしてきた中臣氏によって祭祀氏族の座を占有されたという歴史があります。
忌部氏は、出雲・紀伊・阿波・讃岐に品部(朝廷に属する公務員)として存在しました。
そして、忌部氏遠祖の天富命(天太玉命の孫)が、阿波忌部(徳島県)から房総半島南端に渡ってきたと言われています。
「阿波忌部」から渡ってきたので、「安房」。
安房神社には、忌部氏の祖神の天太玉命、洲崎神社には、その后神の天比理乃咩命を祭りました。
古代には、安房の国が拠点となって関東各地に祭事、文化、産業が広がったという説もあるそうです。
房総半島には、その痕跡がたくさん残っています。
忌部氏は古代の祭具の作製を得意としていました。
天富命が植えた麻が良く育ったのでその地を「総国(ふさのくに)」と呼ぶようになったと言われています。
そして、総の字をとった、上総、下総。
千葉県勝浦市にある、遠見岬神社にも天冨命がお祀りされています。
忌部氏は古代日本の祭祀を知る上で、とても興味深いです。
そんな洲崎神社ですが、地図で見ると房総半島の南端のさらに西側に突き出た岬にあります。
大福寺崖観音からは、房総フラワーラインをドライブして到着しました。
神社のお社は東にあって、西側を向いています。
この土地も、とても不思議な感じの場所です。
周りを自然林に囲まれています。
駐車場に車を止めました。
大きな石造りの鳥居があります。
ご挨拶をして鳥居をくぐって、境内に入ります。
境内には、大きな蘇鉄の木があり、子宝蘇鉄としてお祀りされています。
手水舎がありますが、最近はコロナウイルスの影響で使えないところも多いですね。
社務所もありますが、いつも開いているわけでは無いそうです。
そのまま進むと、大きな立派な門があります。
振り返ると、海に向かって鳥居が見えます。
門のところにアゲハチョウがいました。
続きは次回です。
mahalo
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