こんばんは
 
 
 
 
 
 
島崎莉乃です
 
 
 
Cheeky Parade LAST LIVE
 
 
直接会場に足を運んでくださった方
 
チケットが取れなかったり、お仕事や距離の関係で来れずに配信で見守ってくださった方
 
どんな形であれ、私たちの最後のステージを見届けてくださったすべての皆様。
 
 
本当に、本当に、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
''ありがとうございました''
 
なんて一言では、足りないぐらい
感謝の気持ちで、一杯です。
 
 
 
 
 
昨日、ステージに立った時に
 
 
これが最後だなんて、嘘でしょう?
 
もしかしたら、夢なんじゃないか?
 
 
 
なんて
 
今更、馬鹿なこと考えていて。
 
 
 
それぐらいに実感が湧かなかった。
 
それぐらいに楽しく、
目に見えるすべてが煌めいていて
 
 
 
あぁ、わたし
死ぬときにこの景色を思い出すんだろうな
 
 
って。
 
 
 
 
 
汗ばんだ首元の熱さと
 
喉の奥に入るスモークの匂い
 
鼓膜を刺激する聞き慣れた音楽と
 
心地よく、胸を締め付ける歓声。
 
 
 
 
そして
 
 
すぐ側にいる仲間から、伝わる温度。
 
 
 
 
 
 
なんでこんな素敵な場所を離れなくちゃいけないんだろう、って。
 
 
 
全部、ぜんぶ
頭ではわかっている。
 
この世の中は思っている以上に冷たく出来ていて
 
汚い下心と利益を考えているライオンに私たちは喰われてしまったけれど
 
 
 
それでも

弱っちい私たちなりに、
ちっちゃな犬歯を使ってありったけの力で噛みついた。
 
 
 
伝わったかな
 
悔しいのはみんなそうだ
 
 
何回も言ってるから、今これを読んでいるあなたが一番わかっているよね。
 
 
 
でも、この悔しさが次に繋がるっていうのも
知っている。
 
 
それを教えてくれたのが
この場所だったから。
 
 
すべて教えてくれたのが
Cheeky Paradeという場所だった。
 
 
 
 
 
 
 
私にとって
 
Cheeky Paradeは永遠です。
 
 
 
物事には、大抵終わりがある。
 
 
それでも、
Cheeky Paradeは永遠を見せてくれた。
 
 
 
この先、どんなものにも変えられない
 
 
私の人生の中の、芯の部分。
 
 
 
 
 
いただいた、数えきれない程の手紙やメッセージ
 
溢れるほどの愛が文章と筆体に込められていて
どうしようもないぐらいに、胸が熱くなり
 
 
 
 
直接貰った、感謝と敬意ある言葉には
 
私たちのことをちゃんと見て、存在を認めてくれているんだな、と
 
 
 
ステージに立つ私たちを真っ直ぐに見て、瞳に涙を浮かばせた人たちの姿
 
 
こんなにも、私たちが愛されていたなんて知らなかった。
 
 
 
 
 
 
この7年間は
 
人生のたった1ページに過ぎないかもしれない
 
 
 
この7年間は
 
誰かにとってはどうでもいい存在かもしれない
 
 
 
私たちがいなくなったところで世界が滅亡するわけでもない
 
日本に大不況が起きるわけでもない
 
 
社会にとってはほんのすこしのちっぽけなものだったと思う
 
 
 
 
 
それでも
 
私たちはこんなクソみたいな世界で
 
精一杯に生きていたんだ!って
 
 
今これを読んでいるあなたに証明出来たはず。
 
 
 
 
私たちがうたった歌は
 
私たちにしか歌えない
 
後世に繋げるとか、そんな綺麗事言いたくもないし渡したくない。
 
 
私たちと、あなたたちで
 
''僕ら''だった。
 
 
 
 
僕らにしかつくれない物語だった。
 
 
 
 
 
涙が枯れることはないし
 
私は口だけ達者で寂しがりで仲間がいないと何もできなかった奴だから
 
 
この夏は目覚めるたびにめそめそしてしまうだろうし
 
 
透き通った青空と入道雲を見るたびに
仲間と時間を想ってしまうかもしれないけれど
 
 
 
 
それでも気持ちは前向きだから
だから、大丈夫。
 
 
左手の小指にすべてが詰まっているから
だから、大丈夫。
 
 
 
 
 
 
 
約、7年間
 
Cheeky Paradeを
 
Cheeky Paradeのステージを
 
愛してくださったすべての皆様。
 
 
 
 
本当に、本当に
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
島崎莉乃