こんばんは
映画ブログです
今回は
映画「プライドと偏見」
監督のジョーライトと主演キーラ・ナイトレイが再びタッグを組んだこの作品。
個人的にこのコンビとても好きなのです。
この作品のあとに作られた
「アンナ・カレーニナ」もそうですが、
1920〜1940年代ぐらいのイギリスの情景だったりを描くのがどちらも上手ですよね。
あの時代のイギリスとっても好きだなぁ…
今この時代に生きてるから、好きとか憧れがあるのかもだけど。
そんなわけで今回は「つぐない」という作品について書きたいと思います。
あらすじー
1930年代イギリス。
大きな屋敷に住むタリス家の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)とその屋敷の使用人、兼幼馴染であるロビー(ジェームズ・マカヴォイ)は互いに惹かれあっていた。
一方でセシーリアの妹である13歳の小説家を目指すブライオニーは、セシーリアとロビーの不自然なやりとりを目撃したり、ロビーのセシーリアへの気持ちを知って、戸惑い、強い嫌悪感を感じていた。
そんな時に、セシーリアの親友であるローラの双子の弟が家出をしたということで一家総勢で捜索に出る。
捜索中、ブライオニーが草の茂みでローラが何者かに襲われているのを見て
ローラを襲ったのはロビーだと証言をする。
ロビーは強姦罪として捕まり、
お互い想い合っていたロビーとセシーリアは離れ離れに。
そこから月日が経ち、
ロビーは減刑の代わりに軍に入隊し、フランスへと渡る。
そのフランスでロビーはナースとして働くセシーリアと再会する。
互いにまだ気持ちはあり、またセシーリアの元へと戻るために戦場へ向かうロビーだが…
うーん、
妹のせいで引き離されるロビーとセシーリアとことん可哀想でした。
でも思春期の女の子、
当時13歳だったブライオニーの気持ちって相当複雑だったのかなぁ、なんて思ったり。
小説家を目指してるのもあるから、自分の中で感じる気持ちだったりが人一倍、色んな面で強いっていうのもあると思うんです。
まあ、多分ブライオニーはロビーへの憧れ的な気持ちがあったから、お姉さんとの関係を自分が実際に見て、感じて嫉妬心とか、そういうものを強く感じたんでしょうね…
かわいいブライオニー(´・_・`)…笑
映画の中では
ブライオニーが成長していく過程で
3人の女優さんがブライオニーを演じています。
物語前半の思春期ブライオニーを演じていた
シアーシャ・ローナン。
最初出てきた時、あれれ!
シアーシャ・ローナンに似てる!!?
って思ったら、やっぱりご本人でした。笑
子役から出てたのは知らなかった(・・;)
私は彼女のこと「グランド・ブダペスト・ホテル」で観て、凄く惹かれたのを覚えてます。
去年はアカデミー賞で「ブルックリン」の
主演女優賞にもノミネートされてるし、もっと活躍して欲しいですね。。。あのブロンドヘアはとっても魅力的。
そして、この映画でとことん可哀想なのが
捕まっちゃって、挙げ句の果てに戦場に行かされるロビー。
セシーリアと再会出来た時、心の中で
「苦労が報われたね…涙」と何故か凄い応援しちゃってました。
多分、観たらこういう気持ちになると思います。多分。
ロビーを演じてるのは、ジェームズ・マカヴォイ。
彼のこといっつも「タムナスさん」と呼んでしまう癖直したい。
※「ナルニア国物語」に出て来るフォーン。
話ずれましたが、
彼は色んな目の表情が上手いですよね。
目で感情を表現出来るのってとっても凄いと思います。
ロビーの気持ちを目でしっかりと表現しているのも注目です。
そしてセシーリア役のキーラ。
キーラは元々冷たい感じの美しさがありますよね。
この映画は特に、役柄的にも少しツンデレというか、長女らしいしっかりした感じもあるし、
でも「プライドと偏見」のエリザベスとはまた違う素直になれてない感じが出ていました。
とにかくキーラのドレス姿大好き過ぎて見惚れます。
鎖骨が素敵。
映画全体的には、、、
なんだか胸が痛くなります。
残酷というか、あれはハッピーエンドと呼べるのか、みたいな。笑
でも、大きなどんでん返しがあるのでそこはびっくりしました。
ジョー・ライトらしい場面展開がなかなか早い感じもあるので、こういう昔を描いてる映画苦手な人でも飽きずに観れるかな、と。
映画の枠的にはラブストーリーなんだろうけど、
ほぼほぼ妹のブライオニーを主軸に考えてる映画です。
引き離されたロビーとセシーリアもそうだけど、ブライオニーも可哀想になってきちゃう映画です。
あぁ胸が痛くなる(´・_・`)
興味ある方是非見てみてくださいな
最初のタンプライターの打つ音から始まるオープニングが素敵です。
さ、明日はノンストップライブ頑張ります!