こんばんは
久々に映画感想書きます。
【ワン・デイ 23年のラブストーリー】
主演は「プラダを着た悪魔」等でお馴染みの
アン・ハサウェイと
「ラスベガスをぶっ潰せ」の
ジム・スタージェス
最近のラブロマンス映画の中でもかなり人気の作品です。
あらすじは
大学の卒業式、7/15の夜に意気投合した真面目なエマ(アン・ハサウェイ)とお調子者のデクスター(ジム・スタージェス)は惹かれ合ったが、友達のままでいることを互いに誓った。
そこから月日が流れて、
エマとデクスターは良い友好関係を築いていた。
しかし、デクスターが夜中の派手なTV番組のMCを務めるようになってからデクスターは以前よりも更にお調子者に。
両親からも信頼を失ったデクスターをエマはずっと支えていた。
時が経ち、ある時からデクスターはTV番組の司会など仕事を外されて恋人との家族関係も上手くいかなくなっていった。
デクスターのとる態度や行動はもっと酷くなっていき、酒や女性に溺れる日々。
エマはデクスターに対して愛想を尽かすが…
と、このあらすじだけ読むとデクスターとんでもないダメ男に感じると思います。
実際に映画観ても、見事にダメ男です。
ジム・スタージェスがしっかり男のダメダメ感を演じきっていて見ていて楽しかったです。
そんなデクスターですが、色んな女の人に目移りしてる割には心の奥底にエマを必要としているんですよね。
エマも同じで、本当はデクスターを待っているのに好きでもない人と同棲したりして自分の気持ちを隠していて。
お互い本当は必要としているのに素直になれずにいる二人がもどかしく描かれていました。
うん…もどかしい。
「あと1センチの恋」とはまた違ったもどかしさ。
この作品の方が、大人な感じ。
大人の諦めとかそういうのが強めに入ってる感じ。
しかも「これもうくっついてますよね!?」ってシーンが多々あった。
まあ、こういうもどかしい系のラブストーリーは見ている側からして
「早く素直になってーーーー!!」
と画面に向かって叫びたくなるわけですが
実際に自分がそういう状況だったら言えないものなのかなぁー…なんて2人の気持ちになって考えてみたりもしました。
親友だからこそ、お互いの深いところまで知っているからこそ
今の関係が壊れるのが怖いんだろう、と。
壊すのは簡単だから。
長年築き上げたものがあっという間に壊れていく。
でも、壊れてもいい覚悟を持たないとずっと自分の気持ちに嘘をついて後悔だけが残っていくんだろうな、って。
結末は言えませんが、そんなことをちょこっとだけ考えながら皆さんにも観て頂きたいです。
悔いのないように人生過ごしたいですね。
この映画を観てそれを強く思いました。
今を精一杯生きよう。うん。
あ、あとアンが劇中で着ているファッションがとっても可愛かったです。
ロンドンとパリを舞台にしているので、若干フェミニンぽい感じが素敵だったな。
あと、
邦題に書いてある通り、23年のラブストーリーなので2人が出会った頃から23年間の成長の過程や年代の移り変わりの流れにも注目してみると面白いと思います。
長いようであっという間な23年間を綺麗に描いていました。
さ、また映画ブログ更新します