術後2日目

喉の痛みと痺れは昨日よりだいぶマシ。
たまに喉の締め付け

鼻のカメラで声帯を確認。動いてる。
入れる時ツンとしたけどそれほど痛みなし。
これなら鼻からの胃カメラも余裕かも?と思ったけど胃カメラはもっと太いから辛いそう。残念。

たまに首の締め付けがある。
苦しいというか、片思いして胸が苦しくなる感じに似てる??
あの頃の切ない感情を思い出させてくれてありがとう(°▽°)
深呼吸すると楽になる。

3日目

少しむくんでる気がする
動いてないので便秘になり、マグネシウムを処方してもらう
痛み痺れは大分良くなったけど、肩と首が凝ってる
軽くストレッチ&首をオイルマッサージ
看護師さんに髪を洗ってもらってスッキリ

病院食はバランス考えてくれて味付けも優しく美味しいけど、私には量が物足りない。
特にタンパク質。夫にカツサンドを買ってきてもらいこっそり食べる( ̄▽ ̄)

4日目
経過良好なのでドレーンが外れたら次の日退院出来るそう。
ドレーンでつっぱる感じがするけど、痛みはほぼなし。痺れあり。

6人部屋は満床になる。耳鼻科なので私と喉頭癌以外の4人は扁桃腺や鼻の形成で癌とは関係ない手術の人たち。

鼻の手術した人と話してて「私のは病気とは違って手術しちゃえば終わりだから‥」という何気ない一言に傷つく。

だめだめ!傷つくのは自分の心が弱いから!
樹木希林先生の「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」を心の中で唱える。

喉頭癌で気管切開した方が、声を出しづらいのに話しかけてくれて色々と気遣ってくれる。
ありがたいです。

6人部屋でどうなるかと思ってたけど、手術前に励まし合ったり先生をからかったりして相部屋生活を楽しんでます。
かすかに覚えてる記憶

ストッチャーに乗せられて病室へ。

たぶんK先生に「リンパ転移ありましたか」と聞いて「病理検査にまわさないとわかりません」と答えた。
声が出る。と気づいた。
でもこれは夢かも。

病室のベッドに移される。

起きたり寝たりの繰り返し。

頭痛、吐き気はなかったけど、経験したことの無い体のだるさが辛い。
喉がつまる感じもする。
首は痛いというか痺れてて、痛みは思ってたより少ない。

声を出すのもしんどい。
死ぬ瞬間は体が麻痺してこんな感じなのかなぁと何となく思う。
年とって寝たきりになる前に延命治療は断わろう。
もし次に手術あったら絶対に断わろう、と朦朧とした中でかなり弱気になってました。

呼吸が浅くなってるのに気づいて深呼吸。また眠る。の繰り返し。

子供が留守番してるから、夫には帰っててもらうはずだったけど、ずっと付き添ってくれて良かった。
頭がぼーっとした状態で1人でいるのは怖かった。

やっと3時間たって、酸素マスクと足のマッサージ機が外れる。
水が飲める事を確認して痛み止めの薬を飲む。
喉が痛いけど何とか飲めた。
少し歩ける事を確認して尿管が外れる。
ツーンとした痛みだけど一瞬だけ。

もう飲食トイレ自由ですよ〜と看護師が去っていく。一人でトイレ行くの?!と思ったけど何とか行けた。

3号のお迎えの時間で夫が4時頃帰る。

いつまでしんどいのかなぁ。
夕食は無理だなぁ。と思ってたけど‥

6時頃に麻酔がやっと抜けたのか、霧が晴れたように頭がすっきり!
しゃべれる!ご飯が食べれる!
飲み込む時に痛みはあるからバクバクは食べれなかったけど完食。

ご飯を食べれて薬で痛みも少ないので点滴も外れる。
ドレーンだけなら移動もそれほど苦じゃない。

夕食のお膳を配膳車に下げに行く。
動けるって素晴らしい。

不快なのは飲み込む時の喉の痛みと、首が痺れている感じだけ。

めぐリズムをしながら朝までぐっすり寝られました。