こどもの日は両親の結婚記念日。
今年は58回目。
一緒にお祝いすることができた。
55歳という私の年齢で両親が元気でいてくれること、とても有難いことだと思います。

若い頃の両親は仲が良いというよりはむしろお互いにはげしくぶつかり合うことが多く、また長い間海外生活や地方での生活を二人でしていて、今思えばすごくエネルギーに溢れた生活をしていました。
兄と私を早くから離れたところで暮らさせたことも、愛情深い両親にとっては淋しいことやもどかしい思いもあったと思います。
今静かに日々いたわりあって暮らしているのを見ると、いいことも悪いことも一緒に過ごして、長いこと一緒にいた上での今があるんだな〜って思います。

わたしも結婚生活や子育てや、もちろん自分自身のことも、投げ出したくなることたくさんあるけど、毎日の生活が続いた先、死ぬときに「あ〜やってきて良かったんだなぁ」ってもしかしたら思えるのかなぁ。だったら少しづつでもがんばって生きた方がいいなぁって、思う。
すごく褒められたり、大賞もらったり、世の中的な大成功をおさめるような人生じゃなくても、こどもにそんな風に思ってもらえる両親の人生はわたしの誇りです。


そして、休み中実家で自分の昔の手紙やら写真やらの片付けを今更。
20代のじぶん。
根拠のない自信みたいなものがあって、もちろん色んな悩みや迷いを抱えて深刻ぶっていたけど、どこかで何でもなんとかなるって思ってた。
青春だったんだなぁ。若かったなぁ

結婚して子どもを生んで、自分だけの人生じゃないことを自覚するようになって、その根拠のない自信は、すっかりどこかにいってしまった。

自分こんなに無力かーー!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き
と思う日々。

いやいやそんなことないよ。
こんなわたしでも、いるだけで誰かの支えになってるよ!
しかも結構がんばってるよ!

こんな思いを何周もするわーーーニヤリ