パニック症で大学休学中の息子1が、

「久しぶりに家で発作が起きた。」

と、話したそうに言ってきた。

 

 この頃は、症状についてあまり聞かないようにしていたのだけど、

珍しく本人が話してきたので、久々に、様子を聞いてみた。

そしたら、話したくなったのか、

 

 来月彼は24歳になります。

 

 そんな話をしていたら、「もう24か~。もう20代も後半になってしまう」と。

 

 発作は、散歩の途中でも起きるし、いつ起きるかわからないと言います。

 予兆があるとすぐに引き返してくるし、

 いつ起きるかわからないから、「じゃあ でかけるのが毎回チャレンジなんだね」

というと、「そうだよ」って言ってました。

 

 「お先真っ暗」って。

 

 犬の散歩で一緒に歩きながら「あ~なんかできることないかなあ」って。

 「中学のころからやりなおしたいなあ」って。

 

 変わってやれなくてごめんね。

 おかあさん何にもしてやれなくてごめん。

 

 何も言わないけど、時々つぶやく言葉を聞くと、

 やっぱり当たり前の毎日を、外出して、電車に乗って、旅行も行ったり、

 ともだちとご飯食べたり。そういうことしたくないはずがない。

 誰かとしゃべったり、働いたり、したいだろうなあ。と思う。

 そりゃそうだよね。生きてるだけでいいっていうけど、

 生きてりゃ欲が出て当たり前だよ。

 だし、外に出たいっていうのが、そんなに強い欲?

 ぜいたくなこと?

 

 20代前半の、キラキラしてていい季節を

 家でじっとしてるしかないなんていう病気にさせちゃってごめん。

 変わってやれなくてごめん。