時にはインやアウトで | 柔道整復師のブログ

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フィギュアスケートでレッスンを受けていると、インストラクターは「滑る」という言葉より「乗る」という言葉を良く使います。

フィギュアスケートではほとんどの要素は片足で行います。

意図した滑りやスピン、ジャンプなどを行うためには、その前に正しいエッジに正しい姿勢で(片足で)乗る作業が必要になります。

通常の歩行では、左右の立ち足の交換は即座に行われるため、「乗る(立つ)」という意識はほとんどないかと思いますが、片足で乗り体重移動できるからこそ、人は2足歩行ができるのです。

フィギュアスケートではさらに、インエッジやアウトエッジという内側、外側の角で乗ることが必要になります。

ほとんどすべての要素はインまたはアウトで滑るのです。

対して、通常の立位や歩行動作ではフラットに立つため、インやアウトで乗ることは不要です。

しかし、外返しの状態で足の母趾側側面に体重を乗せ、真っ直ぐ立ち、フリーの足を移動させる。あるいは、逆の小趾側で同じことをすることで、足のサシド側の筋肉が良く発動し、同時にバランス感覚のトレーニングを、歩きながらの「ついでにトレーニング」をすることができます。

昨日、久しぶりに筑波山に紅葉を観に行ってきました。紅葉にはまだ早かったみたいです。

山頂のソフトクリームはクリームのコク、コーンのサクサク感とも申し分ない絶品でした。

今はそのハナシではなく、、、参拝神社に昇り降りするための階段の石の高さがとても高く、その分片足立ち状態の時間が長くなります。

観光客の皆さんとても注意深く体重移動していました。