桃熊人語 -14ページ目
膝の激痛と戦いながら
ようやく着いた山小屋。
仲間の1人に、異変が…
ひどい頭痛と吐き気、
高山病のようです。
山小屋のご飯は、ハンバーグ。
とても美味しかったけれど、
仲間はそれも食べられず、
独り山小屋の外で風にあたって
いました。
消灯時間になっても良くなる気配は
なく、眠ると余計に辛いらしく、
ただ苦しんでいる様子を見て、
何もできない無力さを感じました。
御来光を見る軍団は、
深夜1時半には出発し始めます。
だけど吉田ルートは、富士山の
北東に位置しています。
つまりどこからでも御来光が
見られます。
仲間の体調を考えて、2時半に
出発しました。
山小屋の外はすでに御来光渋滞。
下から、頂上までヘッドライトの
あかりが続きます。
私は個人的に、この風景を
忘れることができません。
御来光渋滞と須走ルートとの
合流で、頂上まではまるで
初詣の神社みたい。
数歩進んでは止まる。
しゃがみこんでしまってる人も
倒れている人もいる。
あまりの辛さに泣いている
人も。
星がとても綺麗でした。
そしてそこにいる自分を
とても不思議に思いました。
東の空が明るくなってきました。
もうすぐ頂上。
だけど私たちは少し下にしゃがんで
御来光を待ちました。
富士山その4につづく

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天気にも仲間にも恵まれ、
順調な滑り出し。
…なんて束の間。
日本一の山は、人間に優しく
なんてありませんorz
森林限界を越えると、
富士山が正体をあらわしはじめます。
足元は岩だらけ。
手をつかないと、体が前に
進みません。
下界を眺める余裕もなく、
空を見上げる余裕もなく、
ただただ、足元の岩との戦い。
そんな中、膝の裏の筋を
痛めてしまいました。
一歩歩くごとに激痛が走ります。
宿は、8合目の中でも一番上の
「御来光館」。
その場からまだ2時間かかると
途中の山小屋のお兄さんに言われ
すでに薄暗くなった山の上を
見上げると、8合目の山小屋の
あかり。
その山小屋のあかりの中に、
自分たちの泊まるべき小屋が
まだ見えないと知った時の絶望感。
あの時の気持ちは、きっと
一生忘れないでしょう(笑)
ほぼ、トレッキングポールに
よりかかるように歩きながら
約2時間。膝の激痛は、モーラス
テープで誤魔化して。
ようやく、8合5勺、
御来光館につきました。
富士山その3へつづく

iPhoneからの投稿
8月21日と22日、
富士山に登ってきました!
富士山は…
過酷でしたorz
仲間4人で、5合目からスタート。
お昼のお弁当を食べたら、
早速登り始めます。
吉田ルートの5合目から
6合目までは、目立った勾配も
なく、森のハイキングコースと
いった風情。
天気にも恵まれ、
適度に涼しく汗もさほどかかず。
だけど、そんな時間は長くは
続かないのです…
富士山その2につづく

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