100年前に夢二が発信♥

大正時代の「かわいい」展

乙女がときめくデザイン&イラストを中心に

竹久夢二美術館

2016年3月31日(木)~6月26日(日)

 

弥生美術館と併せて見ることができる展示ですキラキラ

 

竹久夢二の図案や本の装丁も好きなのですが、

夢二の木版画や木版雑貨に一番心惹かれますsei

 

なんとなく好きだな~と思っていた夢二の絵の多くが

後々木版画だったと分かったりして、

木版摺りの風合いが元々私の好みなのだと実感させられたりしましたおほしさま

 

この展示で納得させられたのは、

大正時代の「かわいい」は〝心ひかれ手ばなしたくない〟

という意味合いを持っていた、ということ。

 

それは私が蒐集したくなる時の衝動にも似ていて、

「かわいい」って言葉に変換できるのだと新発見した気分でしたsei

 

過ぎ去っていく時代を留めておきたいというような感覚もあり、

懐かしさを惜しむ気持ちもあるのではないかと思います。

 

ちなみに夢二は妻たちに宛てた文の中に「かわいい」を使っていて、

現代の「かわいい」とは違った趣きのラブレターだったのだと理解しましたうふふ手紙