公益財団法人 紙の博物館

『木版画の美~今に生きる職人の技~』

2016年3月12日(土)~6月5日(日)

 

前から行ってみたかった博物館京都国立博物館

 

ちょうど気になる企画展があったので朝から飛鳥山公園へ向かいましたにゃんダッシュダッシュ

 

花見に来ている人がちらほら桜

でもまだ桜の開花は2~3割くらいでしょうかにゃんハートブレイク

 

 

公園の中を歩いていくといくつかの博物館や史料館があり、

その中の一つに紙の博物館があります。

 

 

それぞれの展示室はそれほど大きくありませんが、第1(2F)~第4展示室(4F)まであります。

 

第1展示室は紙の原料・製造工程・紙製品などの紹介ですが、正直あまり理解できてませんでしたseiすみません

 

とはいえ、私の祖父が製紙工場勤務だったのでこういう仕事をしていたのかなぁ、と感慨深く拝見しました。

そういえば子供の頃、家にはらくがき用に大量の真っ白な紙が置いてあったような…

今思えば贅沢に紙を使っていました汗

 

 

第2~第4展示室は子供向けのものや紙の歴史などがわかりやすく展示してあって楽しかったですルンルン私は紙ものが好きなので特に興味がわいたのかもしれません。

 

しかも!

世界最大級の木版画といわれる『孔雀明王像』が展示してあったので、

まさかここで見れるとは!と驚きました。

ちなみに43版1303度摺りだそうですseiヒィー

 

 

第4展示室では企画展『木版画の美~今に生きる職人の技~』が開催中。

最近浮世絵の展示も人気ですが、

職人にスポットをあてた展示もよく見るようになりましたにゃんイイネ

 

和紙のドーサ引きの強弱、初摺り後摺り、摺り方の違いによる比較など、特に浮世絵についてあまり知らない方にはいろんな見方を発見してもらえる展示だと思います。

 

また、浮世絵木版画、新版画、現代版画、創作版画などそれぞれ解説も分かりやすく作品も素晴らしかったにゃんハート

 

 

プリンターで印刷する時代になぜ木版画なのか?

無論まったく別物の2つなのですが、時々そんなことを考えますsei

 

しかし今回の展示を見ていると、そんな疑問は取り払われ、改めて自分の中にあった答えを思い出しました。

 

それは「感動」させられたから、という単純なものキラキラ

 

 

浮世絵について知った時「木版画なワケない!」と信じられず、今まで持っていた木版画に対する認識を覆すほどの衝撃を受けました。ただ知識がなかっただけなんですけどねsei

 

それから画集や資料を何冊も見ていくうちにその技術に心を揺さぶられ自分も彫ってみたいと思ったのです。

 

今回の展示はまったく木版画について知らない方にもわかりやすいですが、伝統的木版画に興味ある方には特におすすめです。

 

入館料も大人300円とお安いですしねsei♥100円玉100円玉100円玉