わたしが今月に触れたもの。4月編。

春は、無条件にだいすきです。
新緑に塗り替えられて、いいため息がもれます。
私もハタチに、大学2年になり、
そして、カタリバ大学教育学部学部長は任期終了、
今度は文京区で中高生とつくるフリーペーパーの編集長になりましたとさ。
発行部数2万部!

さーて、今月もいくよ!

▲△河合隼雄全対話①/河合隼雄
誕生日に、まなべこうにもらった汚っい字で書かれた封筒の、そこに入ったコインロッカーの鍵を空けたら、この全巻が入っていました!嬉しい!!
高2年の12月、父の仕事部屋で河合隼雄と出会った興奮は忘れられん。

△▲河合隼雄全対話②/河合隼雄
本のなかには、二人分の注釈と線が入っています。にぎやかに読めて楽しいので、よかったら貸します!ちなみに対談めちゃめちゃ面白いです。すごい。

△▲女は女である、はなればなれに、恋人のいる時間、男性・女性/ゴダール
4本立てオールナイト!レトリックで文化系好き映画だと、完全になめておりました。とてもとてもいい映画でした。物語自体の軽さと、爽快感のある終わりが素晴らしいや。

▲△プレイタイム/ジャック・タチ
膨大な資金を注ぎ、映画会社を何個も潰しながら完成された映画らしい。細やかな笑いとカットで朗らかだけど、ストーリーないからちょっとだけ眠いや!

▲△死者の書/折口信夫
大学で春期に、ひたすらこれを輪読します。南方熊楠と柳田國男が好きなので、難しいけど、近づきたい。存在感のある文章です。

△▲木村伊兵衛の秋田(写真集)
木村伊兵衛は、日本人でもっとも尊敬する写真家です。格別である!
ぺらぺら写真集を覗いてみてほしい!

▲△女のいない男たち/村上春樹
村上春樹は年をとる、という逆らえぬ時間の流れに悲しみを抱いている、みたいな気持ちになったけど、まあそれでも新刊が出たら読むよねえ。

△▲To magazine(http://tomagazine.jp/)
「文化誌が街の意識を変える展」というヒカリエの展示で出会いました。写真も髪質もいいし、ちょっとアンダーグラウンドだし、けっこうパブリックだしGOODだよ!

▲△はじめての中沢新一。/ほぼ日より
中沢新一おもしろい!!!電車でぐんぐん読めるから私の感想よりも、飛んで読んでみて!→http://www.1101.com/nakazawa/

△▲松岡正剛の千夜千冊
河合隼雄の本のなかで分からないこととを、この中で調べることにはまっています。それも殆ど出てくるから松岡正剛はほんとにすごい。。
一つだけ紹介すると、何かの文脈で「稲垣足穂」という小説家の存在を知りました。引用されてる稲垣足穂の文がすごいので、そこだけでも読んでみてほしいです!→http://1000ya.isis.ne.jp/0879.html

PS:最近、このシリーズ読んでるよ!ってちょこちょこ会った人に言われることがとっても嬉しいです。いいなと思った皆さまも、ぜひ書いてみてほしい!