ハタチになりました。

ハタチはあまりにも大きすぎて、19のときのほうが、もっと劇的だった気がします。「私のもの」感がうすいと言った方が正確かもしれない。どれだけ過去の日記や文章を遡っても、ずっと考えてるのに、自分自身についてばかり書く気がしない。

そんなことより、もっと気持ちわるいくらいに大切なひとたちへの感謝を伝えたいと思いました。こんな気持ちの中で、すがすがしくハタチを迎えることができて本当に嬉しい。。何故か泣いたわたしに、はるくんのハンカチを貸してくれた久美さんのやさしさとか、何度遅刻しても怒らないあすみとか、生徒諸君の初音ちゃんみたいなリサとか、怒っちゃうようなこともポジティブに置き換えちゃうゆんゆんとか、、本当に嬉しい。。

思いかえすとこの一年間は、私にとってやっと「他者」という存在が体のなかへ入ってくる感覚でした。やっと人が営んできた世界の構造が見えてきたような感覚です。いい変えると、「いしぐろわこ」という物質の中に存在する成分を抽出したら、ある程度の想定ができる生活を送るはずが、いつのまにか全然違ってきた、ということです。
例えば、カタリバというインターンをすることになったことも想定外でした。自分勝手で、興味のある他者がほんの少ししか存在しなかった私が、今は、多くの人と関わり、マネジメントをかじり、きのうは、人生で初めて本気で人を叱りました。

ちっぽけな脳みそで考えていた設計図にはなかった未来が現れてきた。
きみのことを怒ったとき、じつは私だって嬉しかったんだよ!

そんな日々をつくってくれたみなさん、
ほんとにありがとうございます。
飽きれるほど生意気で自分勝手なのに、ありがとうございます。。

そんな日々へ、もっと世界のあらゆるところへの入口へつれていってくれたのがマナベコウでした。この人は、すんごい負けずぎらいです。できないことをごまかせなくって、尊敬するより嫉妬して、落ち込むほどに正直な人です。
その確かな自己決定と、変わりつづけることがかっこいいのです。
ありがとう!!

こんなに美しさをもった人たちといると、私のすぐに野放しになってしまう暴力から、軌道修正しよう!と思えるのです。ひたむきに生きていきたいと思います。少しまっすぐすぎて、言いにくい言葉だけど、やっと、自分の力で「成長」という切符を手にできたような気持ちです。

こっからは、自分で歩きたい。
おじいちゃんが電話で言ってくれました。
うん。やっとスタートです。

そういや、最強な父と母がつくってきた世界から抜け出して、
最近、都内へ引っ越しました。兄と、犬とトリと住んでいます。

遊びにきてね!
そして、ふつつか者ですが、どうぞよろしく!