すっごく大事なわたしのことなのに、

その決定権は、顔の見えないダレかに委ねられている。

そんな空っぽのわたしなのに、

いかにもわたしが一番わたしを知っているかのように、

たくさんの可能性の軌跡をこぼして煌めかすようにふるまわなくちゃならない。



わたしがわたしの何を知ってるんだ。

誰なんだ。