夏がおわった。
とんでもなく多忙で、とんでもなく暇をもてあそんだ夏。
どこからか、いつにまにか脱力症という虫が私に住みついている。
家にいるときは、ひたすらベットに顔をふせ、
外に出れば微笑を浮かばせる二重人格のような日々。
何度となく期待や予感、前兆に心が跳躍し、そしてまたすぐにそれは音を立ててハジケる。
その繰り返しの日々。
何か成果があっただろうか?
何か実を残しただろうか?
私の8月に、努力はどんなに小さなカケラすらも存在しない。
ただ、ただ毎日があった。毎日いきることに必至だった。
同情すらも湧いてこない。自己肯定なんてもう見えないところまで去ってしまった。涙を流して、洗い流すことすらできない。一時さえも。たえず吐き気をもよおしながら、吐き出せるものすら何もない。
気がつけば夏はおわってしまった。
やるべきことも、やりたいことも何もかもが埃を被っている。
心臓の鼓動はどんどんと劣化している。
堅く。鈍く。すすけた鬱陶しい雲が包み込んでいる。
さっぱり、奇麗に存在意義のない私が、
だけど、ここまで無能なのに、どうして欲求を強く抱いているのか。
自分自身をここまで逃避しながら、何故自分自身しか考えていないのか。
こんな言葉気持ち悪いな。
だけど、こうやってこれからも、這っていきてしまうんだ。
夜な夜な悩むことなんて、きっとみんなそうだろう。
昼間になれば、昼間の自分が肯定してくれる。
きっと昼間の自分が、ホンモノなんだと思える気がする。
だけど。
朝の目覚めとともに、虫は一斉に戦闘態勢に入り、
夜になると虫は寝息をたてはじめる。
自分は誰なのかすら分からなくなってきたよ!!ねえ!
冒険はどこへ行ってしまったんだろうか。
希望を感じているから、孤独を感じる。
希望を捨てて、一人で冒険に歩みださなくちゃならないのかな。
自分は誰なのか分からないよ!!ねえ!
何かいってよねえ!!
ねえ。。