こんな特別な毎日を過ごすことなんて、これから先きっとないだろうから記録しておこう!今しか書けない!

卒業演劇 『陽だまりの樹』
date: 2012.7.8(sun) (一般公演)
time:13:30~
place:藤野芸術の家


この卒業演劇は、12年間過ごしたクラスの集大成。(私は6年間だけど。)
シュタイナー教育のカリキュラムとしては、まず9年第一次産業、10年第二次産業、11年第三次産業、そして12年では卒業劇と卒業プロジェクトという流れがある。

9年のフィールドワークでは阿蘇のバイオダイナミック農法というビオワインで有名な奇妙なシュタイナーの農法を学んだ。3週間だっけ。10年では、八王子の小さな織物工場で働いた。社長をはじめ、先進的で素敵な人ばかりだったから、モチベーションが高くて私たちには理解を越える過酷な労働で死に果てたけど、同時にとても尊敬をした。私はイッセイミヤケのプロダクトに携わったわけだ!11年の福祉実習では、乳児院へ3週間通った。家についたら魂も意識もいなくなる毎日。この経験はあんまり深くて簡単に言葉には起こせない。

そして卒業演劇。
例年ならそろそろ演目が決まっているな、という頃になっても決まらない。そんな悶々とした中で出会った作品が『陽だまりの樹』。これから始める劇づくりを想像して、ワクワクしながらお互いの高揚を語り合った。これこそ、私たちが上演したい作品であり、何より私たちのクラスにあってる、と思っている。


あと1週間という今。
登校するやいなや着物に着替える。円陣を組む。劇に対する思い入れも万全のはずだけど、なんだか少しだけものぐるほしい。台詞が出てこない、あ、噛んだ!が蓄積されると、だんだん自分も人も無様に見えてくる。いやはや。
日がとうに暮れてから帰宅し、10:00に寝るような毎日。ほほほ。
昨日は、はっと気づけば10:30。
朝がたまらなく苦手で、大器晩成、ぎりぎりにならないと始まらない、ぎりぎりに凄まじい前進をするクラスなんだと、心の隅で信頼しながら、日々励んでいる。。。!


も、もし、もしだけど、ここまで読んで下さって、心動かされた人がいるのなら
その人のために、もう少し。

たった7名のクラスメイトで、舞台をすべて創っているんです。
もちろん大量の支えがあって成り立っているんだけど、背景は5週間かけて描いたし、舞台セットも、衣装も、パンフレットも何もかも!
ものすごく楽しい、7名の距離だって近づいてる気がする。
体育館でパンツになって着替えたって恥ずかしくないんだ(笑)

これは受験の私には、猛烈な焦りを招く創作なのかもしれない。
だけど、こんな時期に何ヶ月もかけて物事に取り組むほど、心が踊ることはないし、私の糧になってることは間違いない。
笑いと、ものぐるほしさと。快感と疲労と。
精神的にも、肉体的にも凄まじい戦いを繰り広げている。
目が1/3しか空いていないよ、と言われたって、小学生に「顔が死んでるよ」って言われたって、そこで如何にボジティブへ転換するか能力が問われてる。

さ、明日もがんばるぞ!
もし、来て下さったらそんなに嬉しいことはないです。
感謝しても、しきれません。だけど、ここまできたらやります。
あなたに、あの高揚を振りまきたいよ!