片付けをしている。
混沌とした紙だらけの部屋を片付ける。

懐かしいものがたくさんでてきた。
どうも私は思ったことを文にして残しておく事が好きらしい。
案外その文の中から普遍的な共通点がいくつもあって、ああ昔からこうなのかと思いを巡らすと、片付けというのは何時になっても終わらない。結局丸一日片付けをしても終わらなかった。

昔から決心していて、未だ達成できていないことがある。
昔からずっと考えてきて、答えが見つかっていないことがあった。

それを再び認識したとき、時間が経つことの恐怖の波に飲み込まれそうなのに決して殺してはくれない。、そんな恐怖に包まれる。死ぬことは怖くない、時間がたつことが怖い。

私は何故だか死が怖くない。今死んでしまっても、達成できなかった事はあまりに多いけどもそれでもいい。またいつか、その使命を抱えて地上に降りてくる気がする。
まあそんなことは後付けで、とにかくいつ死んでもいいや、と思っている。
むしろ私を取り巻く人々が、悲しみにくれることは堪え難い。それくらいが思いとどまることだと思う。まだまだ死が何か分かっていないからだろうか。


なんだかんだ、昔からどうでも良さそうなことも、何でも書きたいことは書いてしまう、らしい。それならと、開き直って今日も書いてみた。




大多数の人がたつ状況にたち、ある程度一般化された道をたどり、一見自分の考えのように大衆から引用する。自分は違うと思いながらみんな同じような服を身につけ、同じような感情を抱く。
どうやら、そんな私の偏見にまみれた人たちよりも、自分はずっと、どうしようもないくらいしょぼい人間なのです。
思考、そんなことよりも手を動かして頭を使う。地道な努力が全く欠けている。



片付けももう少しで終わりがやってくる。
片付けが終わったら、旅立とう。

東京から離れて、自分の足で立つぞ。