先週末は、神戸市立小磯記念美術館で開催中の

「青池保子展contrail航跡のかがやき」 へ

行って来ました😃

 

 

まだ喉の不調で長く話せないのですが、

友達が期間ギリギリまで待ってくれたので

久しぶりのイベントで嬉しい✨

 

 

 

デビュー作は中学3年、連載は高校生からと

デビュー60周年の青池保子先生直筆ノートの

写しをはじめ、普段使用されてるパレットや筆、

ペンの展示もありました鉛筆

 

 

普通に購入できるようなパレットから、

「光に揺れる」と言われる作品が

生み出されるのが信じられない🎨

 

 

 

スクリーントーンもない頃の

透明水彩~カラーインクを油絵のように

指紋が残るくらい塗り重ねた作品が

素晴らしくもはや絵画🖼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生の愛したノルウェイブルーという名の

インクをふんだんに使用した美しい作品が

目の前いっぱいに広がって吸い込まれそうな

世界観でした。

 

 

 

 

朱と黒の墨汁を使用した当時の

見開きカラーも、グレデーションの

こだわりなど作品の解説文も先生に

よるものでした。

 

裏話コメントもあり、当時高校生に

連載をオファーした寛容さにも

凄い時代だったと思わされます。

 

 

今は外国の漫画が美しいと話題ですが、

転写プリントやCGによる絵は

ひな形があるのか、幾つか読むと

同じ顔、同じような背景でどうにも

馴染めないのは世代でしょうか。

 

 

黒の上に白インクを細い線で重ね

透明なレースが表現されていたり

水の雫や刺繍の一刺しも

甲冑や帷子の一つ一つも陰影をつけた

手作業🪡

 

 

 

子供の頃は話が理解しきれず、

最後まで読破したことがなかった

先生だったのですが、物語の構想

だけではなく、描く世界観が

全てその人そのものの日本の漫画は

やっぱり格別だと何故か私が

誇らしい気持ちになる展示会でしたラブ