先日フランス文化オンライン講座を
受講しました🇫🇷
第一部は学校のOG(昨年の初受講で
お会いした時に初めて知った)YOKO先生の
ナビゲーションにより「マリーアントワネットの審美眼」の目線でベルサイユ宮殿と
プチトリアノンへ。



第二部はYOKO先生のお知り合いでパリ在住
23年の恵子さんによる、普段見学不可滝汗
ある「ルーブル美術館複製工房」内部の
アテンドでした。
国家公認の工房の内部を見学できる機会が
くるとは✨
今回パリが外出制限に入ったことにより、
急遽リッツ・パリではレセプション時に
使用されるサロン「プシケの間」から
恵子さんが生中継して下さるというサプライズつきポーン



当初中継を兼ねてルーブル美術館前より
配信予定だったそうですが、外出制限が
かかり不可となり、急遽リッツで普段宿泊や
レストランの利用で使用される場所とは別の
サロンをお借りできたとか。
サラっと凄いこと聞いた気がする···




パリのリッツは現在宿泊は可能ですが、
レストラン等はクローズ中だそうです。
リッツ副支配人の方や広報の方も、
年代物過ぎていつ頃の製作か不明と
仰っていた壁掛けのタペストリー。



講座中は明るくわかりやすくお話して
下さってましたが、講座後のメールでの
ご挨拶では、講座直前に急遽外出制限と
なり、今回計画していた流れやアイディアを
またゼロから練り直しとなった時の心境も
書いて下さいました。








YOKO先生は大学最終年をフランスの大学で
過ごされた才媛✨
ラデュレパリのコーディネーター業務を経て
現在はパリと日本を行き来しフランス文化を
伝えるコーディネートとサポートのお仕事を
多数抱えてらっしゃいますデレデレ
かたや、第2外国語フランス語専攻の私は
夏の補講を受けたレベル笑い泣き





YOKO先生による講座
「マリーアントワネットの審美眼」では
ベルサイユ宮殿とプチトリアノンで
マリーアントワネットの感性で選ばれた
ものを中心とした講座でした。

ジャスミン、鈴蘭、松ぼっくりの
刺繍などマリーアントワネットの好んだ
モチーフの数々も見ていて飽きない😍
「こういう素敵なものに出会ったの」
「こんな美しいものがあるの😆」と
ご自分の感性をお仕事にされて、キャリアを
拝見するとバリバリなのですが(笑)
ふんわり楽しそうに伝えて下さるので
お会いするだけで自分も女性としてこう
在りたいな、と触発される素敵な方ですウインク








第二部は「ルーヴル美術館複製工房」内へ。
「複製彫刻第一号」と呼ばれるものは、
歴史的遺産から直接型どりをした複製品を
指すそうです。
と言うことは視界に入るアレもコレも全部
直接型どりゲッソリ??
現在も製作の原本として使用される複製が
所狭しと並ぶ贅沢さに、自宅にいながら
溜め息が(笑)






紀元前の遺産「サモトラケのニケ」の複製
彫刻第一号も保管されています。
翼の複雑な羽根の重なりについての解説もあり幸せ過ぎました😍










YOKO先生の講座で紹介のあった当時28歳の
「マリーアントワネットの胸像」がここで登場。
今現在も複製彫刻第一号を元に、繰り返し
製作が行われているそうです。



最後に恵子さんのlive配信ではリッツの
「プシケの間」から鏡張りの扉のを開けると、パリ最大といわれる中庭に面した「夏の間」が現れ、360度回りながら見せて下さいました。
今回、次々と変わる状況のなかで
一番の願いだったパリや講座の良さを
伝えられるか、楽しんでもらえるかを
ブレないよう考えていたという恵子さん。



その中でリッツからサロンを中継場所として
お借りできることとなり、そのリッツの玄関の回転扉を入ると右側に飾られている
チュルゴの地図」の銅板画は、1739年当時の
パリ市長ミッシェル=エチエンヌ・チュルゴが
作らせた傑作。


そして今回の企画、複製工房では「チュルゴの
地図」の銅版画の原盤を所有し現在も再版して
いるそうです。


一番の願いを思い出したら次々綱がったこと、
そしてそれを私達に紹介出来たことが
嬉しかったと仰る恵子さんから、何か
大事なことを教えていただけた気がします。


外出制限や自粛期間もありますが、
こちらこそこのような機会をいただけたことに感謝いたします😄