19歳と立派な猫生を生きてくれました。
2月。
wako さんのおうちのパールくん。
長い長い闘病生活を闘い抜いた勇者!
何度も何度も奇跡を起こしてくれた奇跡のパールくん。
パールくんとwakoさんには、諦めない気持ちを改めて教えられました。
その強い気持ちはきっと、ビーたんにも受け継がれて行くよ…ね、ビーたん?
そして3月、昨日。
ゆう さんのおうちのチビカくん。
悪性リンパ腫と闘い、6歳の若さで旅立ちました。
お仕事も大変ななか、チビカくんのためにと力を尽くしてきたゆうさん。
それに応えてきてくれたチビカくん。
旅立ったあとにもママに感謝を伝えてくれて、ママのことが大好きだったよね。
今日午後、お空へと昇っていきました。
くーたろーくんもパールくんもチビカくんも、みんなみんな愛情にあふれた素晴らしいおうちの子になれて、間違いなく幸せな猫生でした。
実際におうちに遊びに行ったり、飼い主さんとたくさんお話をしたり、会ったこともあるから、それがよくわかります。
でもね。
飼い主さんのお気持ちを考えると、自分の経験ともリンクしていたたまれないです。
もう20年近く前になりますが、先代猫のチロが亡くなったのもこの時期でした。
お葬式をした帰り道、桜並木を通ったら、花びらがチラチラと舞っていて。
それはキレイで。
その風景は今でもハッキリと覚えています。
そして8年前の今ごろ、うみは闘病中で、自宅から見える桜を一緒に見ました。
叶わぬこととはわかっていたけど、「来年も桜見ようね」って話していたことは、昨日のことのようです。
今まさに満開の桜。
「悲しみに似た薄紅色」をみて、切ない気持ちでいっぱいです。
桜は旅立ちを思い起こさせるけど、これから芽吹く新緑の季節へとつながっていきますよね。
大事な家族をなくしたみなさんにも、新緑の季節が必ずやってくる。
そんな希望になっていくことを願っています。